【名探偵コナン】愛錠第2錠【安室透/降谷零】 (ページ30)

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第75錠-②- ページ30

-レストラン・コロンボ-

ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ『と、ここまで何かご質問ございますか？』

翼『…LuNA』

A『ぇっと、今のところ特には』

ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ『それじゃあ是非出演ということで！』

A『はい、よろしくお願いします』

無事に打ち合わせを終えて

プロデューサーがお店から出て見えなくなったところで、私はテーブルに突っ伏した

それを見て翼さんは私にお水を渡して、それを一気に飲んだ

翼『ﾌﾌｯ大丈夫？』

A『何とか汗)でもやっぱり生放送かぁ、はぁ』

翼『詳しく決まったまた連絡入れるわ、この後は？

スタジオまで送るわよ』

A『いや、ちょっとお茶します

翼さんまだお仕事ありますよね？』

翼『えぇ、後何件か、じゃあこれで済ませちゃって』

翼さんは封筒を渡して、足早にお店を出た

そういえば私もお昼もまだだったし、もう少ししたら済ませよう

？『Aさん！』

A『っ？…あ、コナンくん』

コナン『どうしたのこんな所で』

A『仕事の打ち合わせでね、コナンくんは？』

どうやら小五郎さんに依頼があり、その待ち合わせのために来たそうだ

ご飯を食べ終えて、その依頼人を待ってるみたい

コナン『Aさん一人なら僕らとお茶する？』

A『うーん…』

1人でゆっくりするつもりだったけど

コナンくんが蘭ちゃんもいると言うので、私は店員さんに言って席を移動した

A『…(っ！げっ…汗)』

蘭『あれAさんこんにちわ！』

A『こ、こんにちわ汗)(…なんでここに安室さんまで！？)』

あの日以来会ってないけど、嫌な分かれ方したし顔合わせづらいなぁ

でも気まずいって思ってるのは私だけだろうし

なんて思ってると、安室さんは普通に話しかけてくれた

安室『Aさんお久しぶりです』

A『っお久しぶりです…』

何だろう、この笑顔は安室さんなのかと思ってしまった

まるで私と一緒で仮面を被っているような

蘭『ところでどうしてAさんはここへ？』

A『仕事の打ち合わせでね』

蘭『うわぁ何か新曲出したりするんですか？』

A『え！っとぉ、詳しくは言えないけどね汗)』

そう言うと蘭ちゃんに謝られてしまった

言えない、LuNAとしての仕事だなんて言えない

そしてコナンくんたちと同じテーブルに座り

私も一緒に依頼人を待つことになった

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