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ひとつだけ、聞きたいことがあると彼女に告げる安室透。
その言葉に返事をすると、遠慮気味に言葉を発した。
《なぜ、あの男と同居を……？》
少しだけ、声のトーンが低い。
彼の問いかけに思わず言葉を詰まらせた。
｢えっ、と……ストーカーの件をコナンくんと昴さんは知っていたので……被害が落ち着くまでは彼と一緒に住んだほうがいいのではないかと提案されて……｣
これは嘘じゃない、本当だ。
《そうでしたか……すみません、変なことを聞いてしまって。》
｢い、いえ……｣
すっかり声色は元に戻っていた。
また次のシフトで……という言葉を最後に電話が切れる。
変な誤解はされなかった……よね？
にしても……
誤解は解けたとしてもちょっと気まずい。
スマホをポケットにしまい、元の部屋へ戻るAだった。
再びダイニングのソファへ腰掛ける。
赤井が入れてくれた珈琲を一口飲むと彼からの視線を感じた。
カップを置き、目を配らせると彼が口を開く。
｢なにか安室くんは聞いてこなかったかい？｣
｢なんで安室さんからの電話だって……｣
一人驚く私を笑うかのように、彼は余裕の表情を浮かべた。
流石、シルバーブレットと恐れられていたFBIには
何も勝てないと実感するAであった。
｢そりゃあ、先ほどの君の行動を見ていれば…容易に分かるさ。｣
｢別に……なんで赤井さんと住んでるのか〜って、それだけですよ。｣
淡々と答える私に、ほぉーと相槌を打つと
再び珈琲を口に含む赤井であった。
｢彼もまた…どうやら君のことを気に入っているようだ。｣
｢え？いやいや……やめてくださいよ、そんな冗談。｣
そんな訳ないじゃんか、公安警察だよ？
｢＿＿＿＿さあ……どうかな。｣
意味深な言葉と共に口角をあげる赤井秀一。
そんな彼に、何やら不満そうな表情を浮かべるA。
安室さんは私を怪しんでるだけだって。
なにかといろいろ探ってきてたし……
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砂糖(プロフ) - もなかさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます！！！よければこれからもよろしくお願いします〜(；；) (8月17日 21時) (
レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 更新いつも楽しみにしてます！いつもありがとうございます！！ (8月9日 13時) (レス) @page46 id: 444b93c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - NATSUさん» ありがとうございます！頑張ります〜！ (8月6日 15時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
NATSU(プロフ) - 今後の展開が楽しみです (8月6日 13時) (レス) @page42 id: 01b4412dd0 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - レモンさん» わ〜！！！ありがとうございます(；；)めちゃくちゃ嬉しいです！！頑張りますね〜！( ˊᵕˋ ) (7月31日 20時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年7月7日 16時
