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135【FBI捜査官はお手の物】 ページ43

少し離れた道路脇に停車されていたスバル360。

彼に助手席の扉を開けられ、車に乗り込む。



「昴さん……本当にありがとうございました。」



今日という今日は本当に命拾いだ。

未だに胸がキュッと締め付けられる。



「大事に至らなくて良かったです。車を動かしますね。」



緩やかにアクセルが踏まれ、車が動き出した。



.



.



.



.



「____そんな顔をするな。」



「え……?」



無意識に表情がこわばっていたのだろう。

彼は正面を向いたままだったが、
どうやらお見通しのようだ。



「言ったでしょう。私がいる限り、貴方に危険は及ばないと。」



「昴さん……」



名前を呼ぶと、彼は顔を向けて微笑んだ。

この言葉は前にも聞いたけど、一瞬で不安が軽くなる。



「大丈夫。刑事にも話を聞いたが、あの男は君を付け回していた事を認めていた。もうストーカーされることもありませんし、何も心配要りませんよ。」



そうこうしている間に工藤邸に着く。

シートベルトを外して車を降りた。



そういえば……昴さん何してたんだろう。



「あの〜……」



少々遠慮気味に呼びかけると、
どうしましたか?と顔を向ける彼。



「昴さん、どうしてあんな所に……?何か用でも済ませてたんですか?」



自分が襲われたところを、
偶然にも彼が居合わせていたことが気になったのだ。



「買い出しに行くと聞いて、貴方が危険な目に合うと踏んだからですよ。毎日行きも帰りも後を着けられなくなっては、犯人が目に付くチャンスはあのタイミングしか有りませんから。」



え……ちょっと待って!?

ずっと後を着けてたってこと??!



…………っていうか!!、!

どうして買い出しの話知ってるわけ!?!?



「ちょ……ちょっと待ってください!どうして買い出しに行こうとした話を知ってるんですか……!?」



声を荒げ、彼に問いただした。

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設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
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砂糖(プロフ) - もなかさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます!!!よければこれからもよろしくお願いします〜(;;) (8月17日 21時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 更新いつも楽しみにしてます!いつもありがとうございます!! (8月9日 13時) (レス) @page46 id: 444b93c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - NATSUさん» ありがとうございます!頑張ります〜! (8月6日 15時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
NATSU(プロフ) - 今後の展開が楽しみです (8月6日 13時) (レス) @page42 id: 01b4412dd0 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - レモンさん» わ〜!!!ありがとうございます(;;)めちゃくちゃ嬉しいです!!頑張りますね〜!( ˊᵕˋ ) (7月31日 20時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:砂糖 | 作成日時:2023年7月7日 16時

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