検索窓
今日:206 hit、昨日:168 hit、合計:95,509 hit

121 ページ29

「ん…………」



目が覚め、当たりを見渡す。

眠ってしまう前に見た光景と同じだった。



う、うそ。

私、あのまま寝ちゃったの……?



混乱していると、この部屋のドアが開かれた。



「おや、起きていたんですね。」



「昴さん……すみません、眠ってしまったみたいで。」



「いえいえ、構いませんよ。」



沖矢昴として登場する彼。

あれは全て夢だったのでないかと記憶を混乱させる。



私の様子を不自然に思ったのだろうか。

問いかけると同時に首元に触れ、声を変える____



「____どうかしたか?」



あ、あかいさん……



よく見ると、いつもはハイネック姿の彼だが、
ワイシャツの第1ボタンが外れていた。



やっぱり、夢なんかじゃなかったんだ。



「い、いえ!なんでも……!!」



現実を突きつけられ、思わず顔を逸らす。



「すみません、赤井さんの部屋なのに……場所を取ってしまって……」



「そんなことは気にするな、俺も仮眠を取ったから問題はない。」



赤井さんのベットで寝てしまうとは……

もう……私のバカ!



「そんなことより、身体はもう痛くないか?昨日はすまなかったな、手荒な真似をして。」



「い、いえ……もう全然平気なので!気にしないでください……私もずっと隠してた事ですし。」



唐突に赤井の名前を呼ばれたらビックリするだろう。

あの時は冷や汗ダラダラだったが、
悪い方向へ行かなくてよかったと一息ついている。



「昼食の準備をしているから、後で降りてきてくれ。」



そういうと、彼は部屋を出ていった。



昼食……と不思議に思い時計を見ると既に11時だった。



私めちゃくちゃ爆睡してるじゃん……!!、!



あっという間に朝は終わってしまっていたのだった。

122→←120



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (176 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
558人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 赤井秀一 , 安室透   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

砂糖(プロフ) - もなかさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます!!!よければこれからもよろしくお願いします〜(;;) (8月17日 21時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 更新いつも楽しみにしてます!いつもありがとうございます!! (8月9日 13時) (レス) @page46 id: 444b93c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - NATSUさん» ありがとうございます!頑張ります〜! (8月6日 15時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
NATSU(プロフ) - 今後の展開が楽しみです (8月6日 13時) (レス) @page42 id: 01b4412dd0 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - レモンさん» わ〜!!!ありがとうございます(;;)めちゃくちゃ嬉しいです!!頑張りますね〜!( ˊᵕˋ ) (7月31日 20時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:砂糖 | 作成日時:2023年7月7日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。