【season3】朝起きたら、トリップしちゃった系【名探偵コナン】

111 ページ19

今日という今日は本当にどうなっているんだろうか。



｢え、えっと……日中、私の住んでいたアパートが燃えた……と、、、｣



｢はい。｣



どうやら聞き間違いではないらしい。

これじゃ、ストーカー被害解決しても前の家に住めないじゃん！！、！



結局はストーカー以前の問題で……

昴さんと同居する未来が見えていたと思うと
なんとも言えない気持ちになる。



｢なにか、大事なものとか残ってましたか？｣



｢あ……いえ、そういうのは無いので大丈夫ですけど……｣



そうこうしている間に工藤邸が見えてきた。



げ、、、本当に燃えてるじゃん、、、



全焼とまではいかないが、半分くらいは焼けてしまっていた。



車を降りて、家の中に入る。



これからどうしたものか。

流石に、ずっと昴さんと住み続けるのは……



付き合ってもいない男と女が同居なんてあまり考えられないのだ。

ましては、工藤家の家な訳で。

赤の他人の一般人がお世話になる訳には……



｢とりあえず、新しい部屋の目星を付けないとですね……｣



｢何故です？｣



いや、何故って……！！！



｢流石にずっとここへお世話になる訳には……ストーカーの件が解決したら新しいアパートでも探します。｣



｢私はここに居てもらっても構いませんよ。｣



昴さんだって、正体明かせないヤツと一緒に住むのはデメリットだろうに……



｢も〜、付き合ってもないのにずっと一緒になんか住めませんよ。｣



.



.



.



.



｢では＿＿＿＿｣



＿＿＿ドンっ、



……ッ、



突如として右肩と左手首を掴まれ＿＿＿＿



そのまま壁に押さえつけられた。

112→←110【予想外の夜】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す