【season3】朝起きたら、トリップしちゃった系【名探偵コナン】

106【閉店後のポアロ】 ページ14

＿＿＿＿とある日の夜。

安室とAはポアロの食材を買い足しに大型スーパーに来ていた。

大量に仕分けられていて、業務用スーパーに近い。



｢私、こんな大きなスーパー初めて来ました…｣



｢一人暮らしだと縁がないですよね。はぐれないように気をつけてください。｣



ニコッと微笑みカートを押す彼の横を歩いて目当ての品物を探す。

手に持つメモに目を向けて品物をチェックした。



｢後は、粉類とアイスクリームですね…｣



｢粉物はあちらですね、アイスは一番最後に入れましょう。｣



えーっと……小麦粉とホットケーキミックスと……



必要なものを手に取りカゴに入れる。



｢後はアイスクリームだけですね、行きましょうか。｣



｢はい！｣



最後にアイスクリームを手に取り、お会計をした。

荷物を車に乗せて、ポアロへと向かう。



あっ……そうだ、昴さんにメールしないと。



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＿＿＿＿今朝、



｢あ、昴さん。今日は閉店後に買い出しに行くことになると思うので……何時に終わるか分からないので18時頃メールしますね。夕食はポアロで頂くことになってるので……店を出そうな頃合にまたメールします。｣



｢わかりました、メールはチェックしておきますので。いつもの場所で待っていますね。｣



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＿＿＿＿買い物が終わったので、これからポアロに戻ります。賄い食べた後で店を出るので、終わりそうな頃またメールします。



[送信]と書かれた項目をタップし、送信完了の文字が出る。



｢誰かにメールですか？｣



スマホに文字を打ち込む様子が気になったのか、
チラッと様子を伺う安室だった。



｢あっ、ハイ……ちょっと知人から、、｣



深々と掘り下げることはせず、
そうですかと意外にも会話はあっさり終えた。



店でメールするときは裏に戻ってからの方が良いかも……



スリープさせたスマホをそっとポケットの中にしまった。

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