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in 工藤邸
料理を作っている間、昴さんが米を研いでくれた。
なんかこのキッチンに一緒に立つ感じ、凄く慣れない……
違和感がもうすごいのよ。
｢なにかお手伝い出来ることはありますか？｣
炊飯のスイッチを押すと、そう聞いてくる昴さん。
｢え？いいんですか？｣
｢ええ、もちろんですよ。｣
う〜ん、そうだな……
｢えっと……ジャガイモの皮を剥いてくれますか？｣
承知すると、彼はジャガイモとピーラーを手に取った。
慣れた手つきでジャガイモを洗って皮を剥いている。
彼が料理をすることは重々承知だったのだが……
作業しているところ実際に見ると、
本当に料理するんだと実感する。
なにせ、彼は元々は料理をしなかったはずだ。
有希子さんに教わっていたもんね、確か……
｢ん？どうかしました？｣
｢へっ？ああ……！すみません、ナンデモナイデス。｣
し、しまった……つい……
気づかれたことに慌てて目を逸らす。
誤魔化す為に、冷蔵庫へ向かって鶏肉を取り出した。
彼もまた勘が鋭い。
なにかとすぐ気付かれてしまう。
フライパンに少量の油を垂らし買った鶏肉を広げた。
｢チキンの味付けは何にするんですか？｣
首を傾げる彼にふわりと微笑む。
｢それは秘密です。｣
勿体ぶる私に、ほぉーと相槌を打つ彼。
食べてからのお楽しみですよ！
チキンを盛り付け、レタスの上にポテトサラダをのせて……
卵のスープ……っと！
｢これは美味しそうですね、テーブルに運びます。｣
昴さんが手伝ってくれたのもあって、
そこまで時間がかからずに夕食を作り終えた。
いただきます、と手を合わせ口に運ぶ。
ん〜！我ながら上手く味付けできたかも！
｢Aさんは料理がお上手なんですね、とても美味しいですよ。｣
｢本当ですか？お口にあっていただけたのなら良かったです。｣
チキンを口に運ぶと、美味しいと褒めてくれた。
味見せずに盛り付けちゃったから、ちょっと心配だったけど。
｢このチキンのソースは……なにをかけたんですか？｣
｢ああ、主にバターとハラペーニョですよ。｣
｢ほぉー、程よい辛みがクセになりますね。今度作り方を教えていただけますか？｣
｢ええ、もちろんですよ。お肉を焼いてフライパンの中で絡めるだけなので、分量さえ間違えなければ美味しくなりますから。｣
これで昴さんのレパートリーが１個増えるだろう。
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砂糖(プロフ) - もなかさん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます！！！よければこれからもよろしくお願いします〜(；；) (8月17日 21時) (
レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
もなか - 更新いつも楽しみにしてます！いつもありがとうございます！！ (8月9日 13時) (レス) @page46 id: 444b93c6f1 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - NATSUさん» ありがとうございます！頑張ります〜！ (8月6日 15時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
NATSU(プロフ) - 今後の展開が楽しみです (8月6日 13時) (レス) @page42 id: 01b4412dd0 (このIDを非表示/違反報告)
砂糖(プロフ) - レモンさん» わ〜！！！ありがとうございます(；；)めちゃくちゃ嬉しいです！！頑張りますね〜！( ˊᵕˋ ) (7月31日 20時) (レス) id: 066e60113b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：砂糖 | 作成日時：2023年7月7日 16時
