葛藤 ページ41
相澤side
目の前にいる女はヴァンパイア一族の最強と言われてる女だ。
確かに西宮に少し似ている。
女は近くにあるボタンを押した途端上から鉄の檻が落ちてきた。
八百万と蛙吹以外はこの檻の中に閉じ込められた。
爆豪「チッ...邪魔だ！」
緑谷「かっちゃんの技が出ない...」
ﾐｯﾄﾞﾅ「私も出ないわ」
母「その檻の中は特殊空間で出来ててその中にいる間は個性は使えない」
相澤「チッ...」
母「あなた達も変な真似をすれば...この檻の中にいるヤツら殺すから」
八百万＆蛙吹「っ...」
母「A」
女が名前を呼べば上から西宮が降りてきた。
その手には刀が握られていた。
手下が2人に手錠を付けては西宮はゆっくりと前に歩いてきた。
母「殺しなさい...」
『はい...お母様』
耳郎「A！やめて！」
切島「西宮！やめろ！」
ゆっくりと進み八百万の前に来れば刀を振り上げた。
捕縛武器を使おうとした途端に肩を銃弾で射抜かれた。
相澤「くっ」
麗日「相澤先生！」
ﾏｲｸ「イレイザー大丈夫か？」
相澤「あぁ...」
『...あい...ざ...わ...先生』
八百万「っ！」
蛙吹「今...相澤先生の名前を...」
母「っ...何してるの...早く殺しなさい」
『っ...はい』
西宮は俺の方を光のない目で見ながら名前を呼んだ。
少しだが正気に戻ろうとしているのかもしれない。
だが、女がまた命令すればまた八百万を見下ろしては刀を振り上げる。
蛙吹「やめてっAちゃん...こんな事あなたが望むわけないわ」
『黙れ...』
八百万「Aさんっ...目を覚まして下さい」
『黙れ黙れっ！』
八百万「Aさん...私にとって貴方は大事な友達です...だから目を覚まして...またいつものAさんに戻って下さい」
『っ...黙れぇ！』
何かと戦っているのか普段とは全く違う苦しくもがいている西宮を見て葛藤しているのがわかった。
すると刀が振り下ろされ八百万に当たると思っていたが既のところで止まっていた。
『嫌...百...を...殺したく...ない』
八百万「Aさん！」
蛙吹「Aちゃん！」
『っ！』
光のない瞳だが涙を流しているのを見た途端に蛙吹と八百万は西宮を強く抱き締めていた。
そして刀が落ちて西宮は二人の背に手を回していた。
『百...梅雨...ごめん...ごめんね』
八百万「Aさん...良かったです」
蛙吹「戻ったのね」
『うん』
西宮は超音波を使い檻を壊した。
その瞳は力強かった。
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-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - *泡姫*さん» 小説が小説してますね…！(((落ち着いた感じ凄くいいですね… (2019年1月27日 22時) (
レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - -Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）さん» コメントありがとうございます！作品を読んでいただきありがとうございますm(_ _)mイメ画も褒めて下さりとても嬉しくて舞い上がっております(〃A〃) (2019年1月27日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - はじめまして！相澤先生の作品、読んでいたのですがどれも好みにぴったりでした！！イメ画のヒーローverがとてつもなく好きです！！そして夢主ちゃん可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2019年1月27日 21時) (レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年1月27日 17時
