因縁 ページ39
目が覚めるとそこはどこかの部屋だった。
腕には手錠が付けられていてそれを柱で拘束し動けないようにされていた。
買い物を終え学校に帰ろうとした時いきなり黒ずくめの集団に囲まれた。
とりあえず無駄な戦闘は避けながら学校に向かっていたのだが途中で水を掛けられてしまい力が抜けた所をナイフで切りつけられた。
もう傷は癒したため大丈夫なのだがその時携帯とGPSを目の前で壊されてしまった。
これさ無差別の誘拐じゃない。
私を最初から狙っていたということは分かったけど誰がそんなことをしたのかは分からない。
するとドアが開けられ入ってきた人物を見て目を見開いた。
『おかあ...さん...なんで』
母「久しぶりね...A」
『どうして...』
母「生憎...私はあの人と違ってコウモリになれる...あの人はなれないから今も牢の中に居るけど」
『いつのまに』
母「最近よ、脱走したのは...この計画を実行するために仲間が準備してくれたから」
『計画？』
まさか母が脱走していたのは思いもしなかった。
確かに昔から父よりも母の方が強く私も母に似ているとよく父に言われた。
母が何か目で合図をすると母の近くにいた覆面の男達は私に近ずき立たせては柱から手錠を外し私の両腕を掴んで逃げないようにしてからどこかに連れてかれた。
母「ずっとこの日を待っていた...復讐を」
『...私を殺すということですか』
母「ふふっ...お前にはそれは苦痛ではない...ヒーローに夢見てるお前には」
『...なら...なにを...っ！』
連れられた部屋は人体実験をするような場所だった。
私はその部屋の真ん中にある椅子に座らされ両手両足を拘束された。
母「...ヒーローは誰かのためなら犠牲になってもいいんでしょ？...でもそれではつまらない...だからお前には最も辛いことをさせるわ」
『辛いこと？』
母「この機械は特殊な電磁波を出すの...これを付けその電磁波を受ければ私の言うことしか聞かない人形になってしまうということ...ここまで言えば頭のいいお前なら分かるでしょ」
『まさか...それを私に...』
母「そうよ...あなたはヴァンパイア一族が始まって以来の天才...そんな最高傑作をみすみすヒーローなんてものにはさせない...言うことを聞かないなら...ただの人形になってもらうわ」
そう言えば私の頭に機械を被せては近くにあるレバーをたおした。
物凄い音と共に機械は動き出し電磁波が脳内を揺さぶる。
『っ...ぁあああ！』
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-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - *泡姫*さん» 小説が小説してますね…！(((落ち着いた感じ凄くいいですね… (2019年1月27日 22時) (
レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - -Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）さん» コメントありがとうございます！作品を読んでいただきありがとうございますm(_ _)mイメ画も褒めて下さりとても嬉しくて舞い上がっております(〃A〃) (2019年1月27日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - はじめまして！相澤先生の作品、読んでいたのですがどれも好みにぴったりでした！！イメ画のヒーローverがとてつもなく好きです！！そして夢主ちゃん可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2019年1月27日 21時) (レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年1月27日 17時
