真の個性 ページ26
相澤side
洸汰君を施設に連れていけば他の生徒の安否を確かめるために森を走っていくとふと殺気わ感じては立ち止まり周りを警戒する。
すると上の方から音がして見上げれば真っ赤な目が光っていた。
相澤「...西宮？」
『...ち...しい』
相澤「え？」
よく見ればその人物が西宮であることはわかった。
しかし何かボソボソと言っていて何を言ってるのかは分からなく聞き取るために近づこうとすれば目にも止まらなぬ速さで俺の目の前に来て俺を押し倒し馬乗りになっていた。
『血が欲しい...飲ませて』
相澤「何言ってんだ...西宮」
『飲ませて...血が...血が』
理性がない。
確か前のUSJの時も血を飲んだ瞬間に力を発揮した。
コイツにとって血は必要不可欠なものなのか。
それをずっと我慢していてその反動がこれか...。
やはり西宮の個性はコウモリじゃない。
俺の推測が正しければこの状態になる個性は1つ。
相澤「西宮...お前の個性はヴァンパイアか」
『っ！』
相澤「...そうか...」
聞いた瞬間あきらかに動揺したように見えた。
やはりあの代々ヴィランであるヴァンパイア一族の1人か。
動揺してか俺から離れその場に座り込んでいる西宮に近づく。
相澤「ほら...飲め」
『っ...』
相澤「飲めば元に戻るのなら...飲め」
『...すい...ません』
そういえば俺が差し出した腕にそっと躊躇いながら口を近づけていけば牙を突きつけて血を啜っていた。
痛むものだと思っていたが痛みは最初だけでそれ以外は痛みはなかった。
少しして口を離せば目は赤いままだが落ち着いた様子なため元に戻ったみたいだ。
相澤「個性の事はまた後で話は聞く...とりあえずお前は怪我してないか？」
『怪我なんてしません...自己治癒できるので』
相澤「それでもだ...敵に会ったのか」
『はい...炎を出す男に』
相澤「アイツか...とりあえず俺と一緒に行動しろ」
『はい...先生』
相澤「なんだ」
『血...ありがとうございました...後...黙っていてすいません』
相澤「...黙っていた理由はおおよそ予想はできる...そういうことなら俺も強くは言わない...ただ...俺はお前の担任だ...少しは頼れ」
『っ！...はい』
俯いている西宮の頭に手を置けば少しビクッとしてから少し声に覇気が出て来たのを感じては他の生徒の元に向かった。
結果的に爆豪は連れ去られ生徒も数人がガスを吸ってしまった。
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-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - *泡姫*さん» 小説が小説してますね…！(((落ち着いた感じ凄くいいですね… (2019年1月27日 22時) (
レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - -Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）さん» コメントありがとうございます！作品を読んでいただきありがとうございますm(_ _)mイメ画も褒めて下さりとても嬉しくて舞い上がっております(〃A〃) (2019年1月27日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - はじめまして！相澤先生の作品、読んでいたのですがどれも好みにぴったりでした！！イメ画のヒーローverがとてつもなく好きです！！そして夢主ちゃん可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2019年1月27日 21時) (レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年1月27日 17時
