悪化 ページ18
筆記試験を受け相澤先生に教えて貰えたおかげか数学もいつもと比べて解けた気がした。
そして残すは実技だけだったのだけど緊急事態が発生していた。
動物の血では最近は吸血衝動を抑えれなくなってきていて絶賛吸血衝動抑え中なのだがかなりキツイ。
実技試験の日に限って...クソっ！
根津「大丈夫かい？」
『っ...だいぶ...キツいです』
根津「やっぱり誰かに頼むのがいいんじゃないかな」
『そういう訳には...っ...』
根津「相澤君には今日は休むようには連絡してあるから...実技試験は君だけ別日にするよ」
『すいません...』
根津「あと...あと少しでオールマイトが来てくれる...嫌かもしれないけど彼から血を少し貰うといいよ」
『でも...』
根津「オールマイトから志願してきたのさ...目の前で苦しんでる人がいれば助ける...それがオールマイトのやり方さ」
『すいません...』
根津さんはベッドに埋まってる私の頭を優しく撫でては学校に向かった。
私はなんとか心を落ち着かせようとしてるが上手くいかない。
すると扉が開きひょこっと出てきたのはオールマイトだった。
『オールマイト...さん』
ｵｰﾙﾏ「だいぶキツそうだね...さぁ早く飲んだ方がいい」
『すいません...』
私は差し出された腕をためらいながら自分の方に引き寄せては牙を突きつけてはそこから血を吸い取っていく。
少しして口を離せば吸血衝動も無くなっていた。
少し疲れてベッドにそのまま倒れる。
ｵｰﾙﾏ「結構痛いもんだね」
『...基本的には痛いですよ...一人だけ除いて』
ｵｰﾙﾏ「相澤君かい？」
『はい...一番最初に血を飲まれた者は牙を突きつけられてもそこまで痛くないんです』
ｵｰﾙﾏ「なるほどね...まだ相澤君には言えないかい？」
『...怖いんです...もし...幻滅されたらどうしようって思って...相澤先生はそんな人ではないのかもしれませんけど...』
ｵｰﾙﾏ「少しずつでいいさ...ただ彼も以外に君の事心配してるみたいだから...それだけは知っておいてあげてほしい」
『はい...』
ｵｰﾙﾏ「さて、私はもう行かなくては...ゆっくり休んでおくといい」
そう言って去っていったのを見ては私は眠りについた。
後日私は個別で実技試験をやり見事合格することが出来た。
夏の林間合宿もみんな行けることになった。
ちなみに筆記の方も合格出来ていて安心した。
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-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - *泡姫*さん» 小説が小説してますね…！(((落ち着いた感じ凄くいいですね… (2019年1月27日 22時) (
レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - -Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）さん» コメントありがとうございます！作品を読んでいただきありがとうございますm(_ _)mイメ画も褒めて下さりとても嬉しくて舞い上がっております(〃A〃) (2019年1月27日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
-Rei- レイ（休日、平日夜帯浮上中）(プロフ) - はじめまして！相澤先生の作品、読んでいたのですがどれも好みにぴったりでした！！イメ画のヒーローverがとてつもなく好きです！！そして夢主ちゃん可愛い(ﾉ≧▽≦)ﾉ (2019年1月27日 21時) (レス) id: c2a3cfc861 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2019年1月27日 17時
