決心 ページ8
皆が絶望に打ちひしがれているのをみて私は1度上を見れば隕石が見えてきた。
大きさはそこまで大きくないがそれでも落ちてくれば私達は死んでしまう。
隣には私の手を握ってただ上を見上げてる消太さんがいた。
私は手を離してお茶子の元に向かう。
『お茶子...今どれ位のものなら浮かせられる？』
麗日「えっ...トラックとかなら浮かせられるよ？」
『そっか...ありがと...瀬呂...そいつの手縛っておいて...指動かせないようにね』
瀬呂「おっおう」
私の言葉を聞いて瀬呂はドローを縛り上げてくれた皆が私が何をしようとしているのかわかっていない様子だった。
私は空を見上げてある決意を固めた。
爆豪「何する気だ...」
『あの大きさの隕石が落ちれば私達は死ぬ...でも私ならあれを何とかできる』
葉隠「そんなこと出来るの？」
緑谷「待って！それって...」
『凶暴化の力を使う』
相澤「っ！」
麗日「でも...凶暴化の力使っても...おの大きさ」
『凶暴化の力は...ある力を秘めてるの...その力を解放すれば出来るよ...』
轟「柳瀬...お前...死ぬのか？」
ノートに書いてあった最後の力。
その力はどんなものも消滅させることが出来ると書いてあった。
使ったことなどないしノートにも最後の最後にしか使ってはいけない力と書いてあった。
轟はみんなが言えなかった言葉を言ってきた。
『...まぁ...この力を使えば...死ぬね...流石に』
葉隠「そんなのやだよぉ...もっと違う方法を」
切島「そうだ！さっき言ってたこの結界を作ってるやつを探せばいいだろ！」
上鳴「そうだ！今から探して」
『間に合わない...探して...結界を解かせて...逃げても...』
蛙吹「だからって...Aちゃん1人が犠牲になるなんて...おかしいわ」
飯田「そうだ...そんなのあってはいけない」
相澤「ふざけるな...」
『...消太さん』
皆が違う案を出してきたがそれでは間に合いそうになかった。
私はただ空を見てるも消太さんの声とこちらに向かってくる足音が聞こえてきて振り返る。
私の腕を掴んでは俯いていて髪の毛で表情は見えない。
相澤「約束はどうなる...一緒に歩んでくって...いったろ」
『ごめんなさい...叶えそうにないです』
相澤「っ...残されたやつの気持ちはどうなる...俺の気持ちはっ...どうなんだよっ」
消太さんの気持ちは痛いほどわかる。
でも...私は決心したんだ。
みんなを守ると。
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松宮 悠我 - とてもいい物語でした！ (2019年5月5日 10時) (
レス) id: 9dda0ba0f7 (このIDを非表示/違反報告)
晴明(プロフ) - お疲れ様でした！めちゃくちゃ感動しました。主人公が命をかけようとする強さがすごい良かったです！ (2018年12月31日 5時) (レス) id: 7c8004c578 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2018年12月26日 14時
