7話 ページ8
その時大きな音が聞こえてきてそっちに視線を向けるとオールマイト先生が来てくれた。
私は痛む体を立ち上がらせてゆっくりとお兄ちゃんの元に行く。
『お兄ちゃん.....お兄ちゃん』
ｵｰﾙﾏ「相澤君...相澤少女...すまない」
その声が聞こえたと同時に私の体をもちあがり出口に近いところまで運んでもらっていた。
ｵｰﾙﾏ「皆直ぐに入口へ...相澤君を頼んだ...意識がない早く！」
緑谷君と峰田君がお兄ちゃんを担いで私と梅雨ちゃんは歩いていく。
お兄ちゃんからも私からも血が流れているのを皆は心配そうに見ていた。
蛙吹「Aちゃん？」
『...大丈夫...急ごう』
緑谷「梅雨ちゃん...相澤先生担ぐの代わって」
梅雨ちゃんと緑谷君が代わった途端緑谷君は走り出した。
視線の先にはあの化け物に捕まってるオールマイト先生がいた。
私は少し考えてから梅雨ちゃんと峰田君からお兄ちゃんを貰っては背中に担いでは歩き出す。
蛙吹「Aちゃん、無茶はよくないわ」
峰田「そうだぜ...お前...血がやべぇよ」
『私の方が...身長もあるし...力もある...この方が早く安全な場所に行けるから...行こ』
蛙吹「えっえぇ...」
私は担いで歩いていき耳元で少し苦しそうなお兄ちゃんの声を聞くといたたまれない気持ちになる。
蛙吹(さっきオールマイトは言ってたわ...Aちゃんが今立っていられるのは...沸点を通り越してアドレナリンが沢山出てるから...安全な場所に着けばどうなるか分からないと)
麗日「おーい！」
蛙吹「お茶子ちゃん！？」
峰田「おーい！手伝ってくれ...こいつもやべぇんだ」
麗日「相澤先生...Aちゃん」
砂藤「行くぞ！」
足音が聞こえてくれば皆が近づいてきた。
少し糸が切れそうになったが何とか持ちこたえては障子君にお兄ちゃんを頼んで私は自力で歩くことにした。
麗日「Aちゃん...その傷...それに血が...」
『気にしないで...大丈夫だから』
何とか13号先生とも合流しては入口に向かえばすごい衝撃音と共に建物に穴が空いていた。
オールマイト先生があの化け物を倒してくれたんだ。
そしてそれとほぼ同時に先生達が来てくれて私の糸は完全に切れてしまって倒れそうになるとプレゼントマイク先生が支えてくれた。
ﾏｲｸ「寝ていいぜ」
『...おに...ちゃん...』
そこで私の意識は途絶えた。
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百瀬(プロフ) - 先生の新たな一面が！！(*/ω＼*)ｷｬｰ (2022年8月21日 22時) (
レス) @page23 id: 41d65016a7 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - 郁さん» コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張っていきます(´∇｀) (2018年11月23日 21時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
郁(プロフ) - 凄く素敵な作品ですね！夢主ちゃんもとても可愛くて…、大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年11月23日 14時) (レス) id: 05db0bf917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2018年11月20日 2時
