13話 ページ14
3時間くらい勉強をしては皆少し疲れてきたのか透ちゃんなんかは完全にペンを持つ手が止まってしまっていた。
『ちょっと休憩しようか』
葉隠「賛成！」
蛙吹「そうね！」
相澤「入るぞ」
ノックの音と共にお兄ちゃんの声が聞こえてきてドアの方を見ると袋を持って中に入ってきては机の上にその袋を置いたので透ちゃんが中身を見て歓喜してた。
葉隠「わーい！シュークリームだ！」
蛙吹「もしかして先生が買ってきてくれたの？」
相澤「ちゃんと勉強してるみたいだしな...ご褒美だ」
常闇「ありがとうございます」
相澤「邪魔したな」
葉隠「えー！先生も一緒に食べようよ！」
蛙吹「そうね！それがいいと思うわ」
『食べよ？』
相澤「わかった」
そう言ってはお兄ちゃんは私の隣に来ては座ってシュークリームを食べているのを見ては少し笑いそうになるが笑うと恐らく怒るのでやめておく。
葉隠「家ではお兄ちゃんって呼ぶの？」
『うん...そうだよ』
常闇「聞いてみたいな」
『そんな面白くないよ』
蛙吹「言ってみて欲しいわ」
『...お兄ちゃん？』
相澤「ん...」
葉隠「なんだろ...ちゃんと兄妹だ」
『ちゃんとって...戸籍上そうなんだから兄妹に決まってるじゃん』
透ちゃんの言葉を聞いてクスクスと笑うと他のみんなも笑っていてお兄ちゃんも少し笑っていた。
シュークリームを少しずつ食べていきやっと食べ終わればお兄ちゃんがジーッと見てくるため首を傾げるとスっと手が伸びてきて口元に手を這わせてはその指にはクリームがついていてその指を舐めとったのを見ては私の顔はボンッと音が出るのではと思うくらい赤くなった。
相澤「まだガキだな...ん？どうした？」
『えっ...いや...その...言ってくれれば取れたよ』
相澤「気づいたんだ...言うより俺が取った方が合理的だ」
『そりゃ...そうかもだけど』
目線を逸らして横を見ると3人とも呆気に取られたように唖然としていて我に帰った時にはほんのり頬を赤くしていた。
3人(えっ...兄妹だよね？...恋人じゃないよね？！)
勉強会を終えて帰る時も3人ともなにか真剣に考えながら帰っていった。
相澤先生もアイツらどうしたんだと言ってきたが恐らく原因は貴方ですよなんて私からは言えなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 109人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
百瀬(プロフ) - 先生の新たな一面が！！(*/ω＼*)ｷｬｰ (2022年8月21日 22時) (
レス) @page23 id: 41d65016a7 (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - 郁さん» コメントありがとうございます！そんなこと言っていただけてとても嬉しいです！これからも更新頑張っていきます(´∇｀) (2018年11月23日 21時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
郁(プロフ) - 凄く素敵な作品ですね！夢主ちゃんもとても可愛くて…、大好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年11月23日 14時) (レス) id: 05db0bf917 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：泡姫 | 作成日時：2018年11月20日 2時
