~34~ ページ36
私絶対に捕まりすぎだと思う。
こうやって自分勝手な行動して結果的に捕まって皆に迷惑をかける。
ここは恐らく廃ビルっぽい所で部屋の一角に置いてある椅子に縛られている。
縛られてると言っても軽く紐で縛られてるだけで簡単に外そうと思えば外せる。
私の個性を使えばこんなの直ぐに抜け出せるけどそれが出来ない理由がある。
A組の寮に爆弾が仕掛けられているらしく私が居なくなれば直ぐに爆発させると脅されてしまえば何も出来ない。
かといって敵も私になにかしてくる訳では無い。
『何が目的ですか？』
男「ここ何日か俺はお前を見てきた...俺の個性は透視だ...建物なんて透けて見える...お前がここにいるのを知ってからお前の弱点を探してやっと見つけた」
『弱点？』
男「お前...相澤消太...イレイザーヘッドが好きなんだろ？」
『っ！』
相澤先生の名前が出た途端心臓がどくりとなったような気がした。
そんなことまで分かってしまったのね。
女の敵は私が目を見開いたのを見て恋する乙女だのなんだの叫んでいた。
男「俺達はお前に恨みがある...俺達の姉御であり兄貴...お前にとっては母親と叔父をお前のせいで死んで...牢屋に入っちまった...俺達の大事なものをだ...だからよ...お前にも大事なものを失う気持ちを味あわせてやろうと思ってな」
そう話した途端ビルの窓ガラスが割られ誰かが中に入ってきた。
その人物は相澤先生だった。
私の大事なもの。
男「キタキタ...クックック...」
女「まんまと罠にハマったわ」
相澤「...そいつを返してもらうぞ」
『先生っ...ダメ逃げて！』
女「個性使うと思ったのかい？...生憎だねっ！」
そういった途端足元のボタンを押すと足元から鎖が出てきて先生の両手両足を拘束させた。
そして女はニヤニヤ笑いながら相澤先生に近づけばゴーグルをスっと取って下に落とした。
女「わぁぁ！何これ...硬い！」
男「こいつの武器だ...捕縛武器らしい」
女「へぇー...これも要らないよね」
そう言って捕縛武器も取って下に落とせば相澤先生の体を調べるように触っていた。
その間相澤先生は目を瞑っていたがかなり嫌そうだった。
女「まきびしがあったけど...まぁこれはいいかな」
男「さて...丸腰相手にこれを使うのも忍びないが...悪く思わないでくれ...恨むならこの女に好かれた己を恨め」
そう言って男は銃を取り出して相澤先生の体に銃弾を打ち込んでいった。
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*泡姫*(プロフ) - 八月葉月さん» ありがとうございますm(_ _)m番外編作らせていただきますね！また話のリクエストなどありましたら教えて下さい！ (2018年11月18日 22時) (
レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - 名無し18024号さん» ありがとうございます！では番外編作りますね！またリクエストなどありました教えて下さいm(_ _)m (2018年11月18日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 私もです！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 4d73125f8e (このIDを非表示/違反報告)
名無し18024号(プロフ) - 番外編、見てみたいです！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 9ee1a4dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡姫 | 作成日時：2018年11月13日 23時
