~30~ ページ32
相澤先生はあまり人気のない駐車場に車を止めては私の方を見てきてるのは分かるが私はそっちを見ずに俯いていた。
相澤「どうした...何か言いたいことあるなら言ってくれ」
『...先生は...本当にあの女子生徒になんの感情も抱いてないんですか』
相澤「あぁ...それがどうかしたのか」
『じゃあなんであんな笑顔で話したり頭を撫でたりしてたんですか』
相澤「そんなに笑ってたか？...無意識だろ」
『無意識に笑うくらい...その人の事好きなんじゃないんですか』
相澤「そんなわけないだろ」
『なら...私にも見せないあんな笑顔見せないでください！』
相澤「っ！」
私が相澤先生の方を見てそう言えば目を見開いて私を見てる相澤先生と目が合う。
まぁ当たり前だよね。
涙を流して彼女でもないガキによく分からないこと言われたら誰だって驚く。
それでも勝手に口から言葉が出てしまっていた。
もう嫌われたに違いない...。
相澤「.....ならお前も...」
『...っ...』
相澤「他の男に気安く触らせるなよ...」
『えっ...』
相澤先生は少し間を置いてから私の腕を取ってグッと自分の方に引き寄せ目を合わせるようにしてはそう言われれば今度は私が驚く番だった。
相澤「お前が他のやつに触られてるの見ると...イライラするんだよ」
『...それは私だって同じです...先生』
相澤「先生はやめろ」
『えっ...』
相澤「ずっと思ってた...他の奴らはさんなのに...俺だけ先生だとなんか変だろ...お前の先生じゃないしな」
『じゃあ...相澤さん？』
相澤「...とりあえずそれで許してやるよ...」
そう言って頭を優しく撫でられればそれがとても心地よかった。
だがなんか体が熱く感じてきた。
なんでだろう...頭もさらにボーッとしてきた。
相澤「どうした」
『熱いです...それに...なんか...頭がボーって』
相澤「今になって酒が回ってきたのか...とりあえず水飲め」
そう言って差し出された水が入ったペットボトルを少し眺めてから私は相澤さんに突き返す。
少し驚いた顔をして首を傾げている相澤さんを見て
『飲ませて欲しいです...相澤さん』
相澤「っ！...お前何言ってんのか分かってんのか？」
『はい...早く』
相澤「はぁ...ホント...お前には適わないよ」
そう言って相澤さんは口の中に水を入れては私の後頭部に手を置いては引き寄せて前に触れるだけしたキスとは違う深く甘いキスをして私の口の中に水を流し込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
*泡姫*(プロフ) - 八月葉月さん» ありがとうございますm(_ _)m番外編作らせていただきますね！また話のリクエストなどありましたら教えて下さい！ (2018年11月18日 22時) (
レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
*泡姫*(プロフ) - 名無し18024号さん» ありがとうございます！では番外編作りますね！またリクエストなどありました教えて下さいm(_ _)m (2018年11月18日 22時) (レス) id: dc26dd299b (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 私もです！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 4d73125f8e (このIDを非表示/違反報告)
名無し18024号(プロフ) - 番外編、見てみたいです！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 9ee1a4dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：泡姫 | 作成日時：2018年11月13日 23時
