帝丹小の音楽教師は降谷さんの彼女です。 (ページ40)

今日:10 hit、昨日:15 hit、合計:185,490 hit

デパートページ40

今日は何故か、零くんとコナン君とデパートに来ています。

『コナン君、何か食べたいものある？？』

コ「特にないよ。」

降「じゃあこことかは？」

コ「僕、そんなにお金持ってないよ？」

降「今日は奢るよ。」

『学校の子には内緒にしてね？』

コ「ありがとう！」

ーーー

何故このメンバーでデパートに来たのか説明をしよう。
先日このデパートで起きた強盗事件のテレビを見ていると、
零くんとコナン君が気になることがあったらしく、2人で行くことになり、私もついて来たというわけです。

結局、強盗事件は零くん(とコナンくん)があっさり犯人である店員を捕まえたわけだけど。

ーーー

『コナン君、遠慮なく好きなの頼んでね！』

コ「はーい！」

…

『この後どうする？？ウィンドーショッピングでもする？』

降「そうだな。コナン君見たいところとかあるかい？」

コ「特にないよ。先生は？」

『じゃあ、楽器ブース見に行ってもいいかな？？YAMAHAから新しいピアノが出たらしくって。』

コ「いいよー。」

ーーー

で、階を移動してるわけですが。

なんか、つけられてる？？

降「振り向かないで。」

『じゃあ、やっぱりつけられてるの？』

コ「食事した直後からね。どうする？」

降「とりあえず、様子見かな？」

コ「そうだね。」

……

『これか！弾いてみようかな。』

ジャララーン！

弾き終わると、周りから拍手が。
やばい、本気出しちゃった。

零くんとコナンくんは苦笑してる。

私はまわりに会釈だけしておいた。

店員「あのー」

『な…なんでしょう((文句かな？))』

店「よろしければもう一曲弾いてもらえませんか？」

『へ？』

零くんを見るとOKマーク出してたので。

『一曲だけですが弾かせていただきます。』

ミニコンサートみたいになった後。

『思わず本気出しちゃった。』

降「すごかったよ。」

『ちょっとお手洗い行ってくるね。』

コ「待ってるねー」

このとき私は忘れていた。私たちをつけている人がいたことを。

ーー

と、お手洗いの前で。

男「お姉さん、さっきピアノ弾いてた人？？」

『はい。』

後ろから話しかけられたので振り返ると。
そこにいたのはナイフを持った人でした。

とっさのことで頭が追いつかないうちにスタンガンで眠らされてしまった。