帝丹小の音楽教師は降谷さんの彼女です。

学生時代 ページ26

そういえば、零くんの警察学校の友達のあの人たちとお花見したなあ。
音楽室から見える桜を見ながら思い出に浸っていた。

あの頃は、私の定期演奏会にも何度かきてくれたりして、結構仲良くなっていた。




『お花見？？私も行っていいの？？』

降谷「ああ。というか、お前も誘えってあいつらが。迷惑だったら断れよ？」

『行く行くー！楽しみだなぁ！』

………



『乾杯！』

一応、20歳でお酒は飲めるものの、弱いので私はウーロン茶だ。
だけど、おつまみはちゃっかり食べている。

『桜、綺麗だね！お花見いつぶりだろ？
昔は毎年行ってたんだけどね。』

松田「名字、咲良だったよな？」

萩原「咲良が桜を見ているってか？」

『だね(笑)！』

みんなで話しながら、桜を見ている。


トランプとかして、楽しんでいた。





全員で歩いていると、美男美女のためみんなが振り返る。
が、この後さらに注目を浴びることになる。


「ひったくりよー！誰が捕まえてー！」

『え！？』

ひったくり犯はナイフを持って走ってきている。

「どけどけどけー！」

零くんは私を自分の後ろにやる。

緑川さんが犯人のナイフを蹴り、松田さんが犯人を倒す。

その後は全員でテキパキと動き、犯人は逮捕された！


周りからは拍手が起きていた。



ーin電車ー


『みんな、すごいカッコよかった！』

萩原「まあ、警察学校に通ってるものとしてはな？」

松田「まさか、花見で事件が起きるとはな。」

降谷「にしても注目浴びたな。ちょっと視線が痛かった。」



今も電車内でみんなに見られてるけどね。

やっぱりみんながイケメンだからかな(美男美女だからですよ、もちろん。)




『あ、もう米花駅だ。

皆さん今日は誘ってくれてありがとう！
また遊んでね！』

「じゃあなー」
「こちらこそありがとう。」

などと会話を交わして零くんと2人で電車を、降りる。


あのあとは恋人つなぎして家まで送ってもらったんだよなぁ。


「……先生！先生！」

『え？』

歩美「あと少しで授業始まるよ？ボーッとしてたけど具合でも悪いの？？」

『あ、ごめんなさい！
桜に見とれてたの！

そろそろ授業始まるわね！』

「「「「はーい！」」」」

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