133話 ページ38
貴方「私はサスケを連れ戻せっていう命令は受けていないよ。ただ、ナルト達を助けるために勝手に行動しただけ。それに今無理やり連れ戻したってサスケは多分また里を抜ける。ならサスケはサスケのしたいことをすればいい。」
サスケ「いいのか？大蛇丸と一緒に木の葉を潰す事をするかもしれない」
貴方「大丈夫だよ。“木の葉”は潰れない」
サスケ「……！」
貴方「そろそろカカシ先生がこっちに来るみたいだよ。これを持って行って。」
結んでいた髪紐を解き、サスケの手首に結ぶ。サスケがなにか言いたそうだったが、餞別だというと渋々ながらも理解はしてくれた。
サスケ「A……オレは……」
サスケの言葉を遮るように突然激しい雨が降る。
サスケは空を眺めた後、覚悟を決めたのか一度も振り返らずに行ってしまった
貴方「またね……サスケ……」
悔しさと寂しさで私は声を押し殺して泣いた。降りしきる雨の中誰にもばれないように。
カカシ「遅かったか…」
貴方「(泣いてたのばれていないよね…？)あ、カカシ先生…どうしてここに…きゃあ！！」
カカシ先生の方に振り向くと突然腕を引っ張られて、抱きしめられる。
貴方「え…？カカシ先生…？」
カカシ「A……泣きたい時は泣いていいんだ」
雨が降ってるから気付かれないと思ったのに…なんでカカシ先生にはばれてるんだろう。
貴方「う……ぐす……ごめんなさい……サスケを……」
カカシ「……そうか……」
抱きしめられたぬくもりとカカシ先生の優しい声に、こらえきれずに泣き出してしまった
カカシ先生…ごめんなさい。もう私は泣いたりしないから…
ただ、今だけはこのまま……泣くのを許してください……
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夜莉（より）(プロフ) - シンアさん» ありがとうございます！楽しんで頂けたら嬉しいです！頑張ります！ (2017年10月5日 23時) (
レス) id: d9cfa83a48 (このIDを非表示/違反報告)
シンア - 更新楽しみにしてます。 (2017年10月5日 2時) (レス) id: 25ac5ef70c (このIDを非表示/違反報告)
夜莉（より）(プロフ) - 沙弥さん» 楽しんで頂けたら嬉しいです！頑張ります！設定キーワードは指摘されるまで気付いてなかったです…教えてくださってありがとうございました！ (2017年6月17日 1時) (レス) id: 6e0c33259d (このIDを非表示/違反報告)
沙弥 - 面白かったです。更新楽しみに待ってますので頑張って下さい。(｀ー´ゞ-☆ 設定キーワードがNARUTOじゃなくてNAROTOになってますよ。 (2017年6月16日 22時) (レス) id: cda1768f7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜莉(より) | 作成日時：2017年6月12日 17時
