【名探偵コナン】欠片を探しに

三十八欠片 ページ42

諸伏「嬉しそうだなAちゃん」



『はい！皆さんが一緒にいてくれて嬉しいです』



諸伏「そっか」



笑顔を浮かべる諸伏さんに頭を撫でられえへへ、と笑っていると



降谷「こらヒロあんまり触んな」



諸伏「独占欲強いなゼロは」



…笑顔で話されている彼らですが
実は一悶着あったばかりなのです
そう、どこに座るかで

最初に言いだしたのは萩原さん



「俺Aちゃんの隣がいい！」



「「あぁ゛！？」」



ここから始まった。




＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊




松田「Aは俺の隣に決まってんだろ！」



萩原「はぁ決まってないでしょ！」



降谷「いや俺の隣だ」



萩原「それもない！」



松田「許すわけねぇだろ」



私、諸伏さん、伊達さん苦笑
正直、正直ね。陣平お兄ちゃんと零お兄ちゃんの間がいいなーと思っていたのですが
ここまで煩いとね…

ササッと口論中の三人から離れ先に座っている諸伏さん、伊達さんの元に



『隣いいですか？』



諸伏「いいよこっちおいで」



手招きされ諸伏さんの元へ行くと二人の間を開けてくれたのでそこにちょこんと座る



『お二人は冷静ですね』



伊達「見慣れてるつか降谷と松田はよく警察学校でも喧嘩してたしな」



諸伏「それを止めようとして萩原も怪我するんだよな」



伊達「だな」



お兄ちゃんたちが喧嘩…？
目の前にはいまだに口論を続けている三人
想像つかないなと首を傾げる

この時私の隣に座る二人は同じことを思っていた



「「(これ、後で絶対怒られるな)」」

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ラッキーなキャラ

灰原哀

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