目の前で見たことある人たちが倒れています。無視しましょう。【逆トリップ】 (ページ4)

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第3話:すぐに夜はやってくるページ4

テレビが。
キッチンが。
トイレが。
机が。
冷蔵庫が。
壁が。
天井が。
床が。
おまけに浴室の浴槽が。

壊れている。
というか現在進行形で壊されている。

ちょっと待てって。何喧嘩してんだお前ら。というか、この被害は全部貴様のせいだぞ安室透。

さて、一瞬でこの喧嘩を止める方法。1つ思いついたが面倒なことになる。でも、家が壊されるよりマシだ。
コナンの変声機を奪う。

コナン「あっ…！」

ダイヤルを合わせる。
誰の声にって、決まっているじゃないか。ジンだよ、ジン。

A「あー、あー、よし。」

変声機の音量を最大にして、私も出せる限りの大声を出して。…ジンの声で叫んだ。

A「バーボン！！」

安室「何！？」

赤井「どういうことか…説明してもらおうか。」

コナン「A……お姉さん…？バーボンが好きなの…？あははっ…」

今、やっと気づいた。
やっぱり私が優勢だ。だって、こいつらは知らないから。私は笑っていった。

A「江戸川コナンと工藤新一……。それにー、安室透に降谷零にバーボンにゼロ。あとはー、赤井秀一と沖矢昴と諸星大とライ……だったっけ？」

3人の表情は険しくなる。
まあ、そうだろうね。