＊ ページ8
岸side
「はい、はい……すぐ行きます」
他の担当患者さんが急変したので来てほしいとの事。
紫耀や海人の事も心配だけど
寝れてるようだし、そこまで体調が悪いようにも見えないし大丈夫かな。
「廉。ごめん、俺行かなきゃだから、2人の事もう少ししたら起こしてくんない？」
廉「おん。ええよ」
「ありがと。そんで、しんどそうだったり、変だなって思ったら遠慮しないでナースコール押して」
そう廉に伝言して俺は急変患者の所へ向かった。
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ふぅ、よかったぁ〜
何とか助ける事が出来たし、持ちこたえてくれて。
何て思いながら自販機の前で
何飲もうかなぁと呑気に選んでると……
看「岸先生！大変です！！廉くんがっ…！」
「っ、すぐ行きます」
看護師さんの声にすぐに反応して3人の病室へと走った。
「れん！！」
廉「っ…はぁっ、っ…いっ、」
「大丈夫だからな。すぐに助けてやるから」
海「岸せんせっ…涙」
いつの間にか起きてた2人。
不安そうな目、海人なんて目に涙を溜めてる。
「大丈夫。絶対助けるから。カーテン閉めるけど、お前らは安静にしておけよ」
そう2人に伝えて廉の処置へ移った。
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：
今日は元々腕の調子が良くなかった日。
いつ何があってもおかしくなかった。
とはいえ、ここまで酷い事になるなんて思っても無かった。
玄「廉、大丈夫だから。呼吸整えようね〜」
玄樹が廉の頭の近くで、優しく肩を叩きながら
早く荒くなってしまってる呼吸を整えてくれてる。
「ッ、酷い炎症だ…」
調べてみると、神経が炎症を起こしてしまっているようだった。
これはここじゃ対処できない。
そう判断して、ベットごと移動する。
廉「っ、はぁっ…っ」
「大丈夫。怖くないよ」
声を掛けながら処置室へ運んで、適切な処置を施す。
：
：
処置を施して10分後、漸く痛みが落ち着いた廉は
スーっと吸い込まれるように眠りに落ちてった。
玄「良かった…。廉、よく頑張ったね」
「ホント。よく頑張ったよ」
ただ、麻痺や痛みの症状は暫く繰り返すと思うから
管理が必要だよな…。
「玄樹、ナースステーション横の病室って今空いてる？」
玄「確認してきます」
「宜しく」
酸素マスクをして、眠ってる廉の頭を撫でる。
「ほんとお前らは強いよ」
何度命の危機に瀕しても
ちゃんと戻って来てくれるんだもん。
それから暫く待ってると玄樹が戻ってきた。
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黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。いつもコメント下さりありがとうございます！岸くんの誕生日ストーリーという事で岸くんメインに仕上げてみました。少しでも楽しんで読んでくださってたら幸いです^^ (10月12日 19時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 岸くんの誕生日話、見ました。今回は岸くんの病系でしたね。きしれんのシーンは廉くんが頼りになり素敵でした。岸くんに誕生日を好きになって貰いたいって言う5人の行動に素晴らしいなあって思いました。家族の絆が最高でした。岸くんにとって良い一年になりますように (10月11日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。コメントに気がつくのが凄く遅くなってしまい申し訳ございません。七夕編読んでくださりありがとうございます。今年は"願い"をテーマに描いてみました。少しでも楽しんでくださってたら幸いです (10月8日 23時) (レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 七夕編見ました。3人共通の願い事の完治は読んでてprinceの3人、頑張れfightって思いました。king3人のずっと一緒にいられるようにの願い事はとても微笑ましい願い事だなあって感じました。最近暑い日が続いてるので熱中症にならないように体調には気をつけてください。 (7月30日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年7月8日 22時
