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岸side
「眠かったら寝ていいよ？」
廉「んっ、っ…」
とは伝えてみたけど…まだ痺れが強くて痛むのか
なかなか眠れそうに無さそう。
紫耀たちの事も心配だし
廉の手をマッサージしながら仕事用のスマホを取り出して
神宮寺に電話を入れて、紫耀の輸血と海人の解熱パックを頼む
「力加減大丈夫か？痛いとかない？」
廉「んっ、ちょーどいい…ありがと、」
「よかった」
暫くマッサージしてあげてたら
神宮寺と玄樹が来てくれた。
玄「おまたせしました」
岸「全然。2人に繋げてあげて」
そう指示を出して俺は変わらず
廉の手を優しくマッサージしてあげる。
廉「すぅーすぅー」
「あ、寝ちゃった」
気づいたら廉はすやすやと寝息を立ててた。
よかった。寝れてるってことは
痺れが落ち着いてきたっていう証拠。
廉のマッサージを辞めて
念のため痛み止めを入れて、紫耀と海人の元へ。
「どう？2人の様子は」
岩「はい、紫耀の方は貧血症状はまだあるみたいですけど、寝れてます」
良かった…。
貧血が酷いと、嘔吐まで出てきて
眠れない時とかざらにあるからな。
神「ただ、海人の方が…」
「ん？」
神「気持ち悪さと、頭痛が出て来ちゃったみたいで」
そう神宮寺に言われて、海人の方へと視線と移すと
顔色は悪いし、痛い頭を押さえててかなり辛そう。
「かいと、辛いな。吐き気強い？」
海「んっ、、あるけど、、吐けそうになくて…」
それ、何気1番しんどいやつだよな。
吐き気もあんのに吐けないって。
かといって、無理やり吐かせるのも嫌だろうし。
「吐き気止めと痛み止め入れてみる？」
そう聞いてみると、小さく頷いた。
「よし、ちょっとだけ待っててね」
神宮寺と玄樹に海人の事を頼んで
俺は急いで点滴のオーダーを入れる。
点滴パックを持って、海人達の病室に向かうと
ガーグルを口元に持って神宮寺に背中を摩ってもらってる海人。
近くに居た、玄樹に小声で尋ねると
少し前に吐きそう、そう言って身体を起こしたみたい。
吐けるなら吐いちゃった方が楽だしな。
そう思って近くで待ってると、やっと吐けた海人。
神「頑張れ頑張れ。吐いちゃえば楽になるからね〜」
神宮寺が優しく声を掛けてやってて
玄樹は窓を開けて喚起してくれてる
「ありがとな」
玄「いえ」
それから暫く見守ってると吐ききったようで
ぐったりとベットに横なった海人。
「お疲れ。よく頑張った、後は先生たちに任せな」
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黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。いつもコメント下さりありがとうございます！岸くんの誕生日ストーリーという事で岸くんメインに仕上げてみました。少しでも楽しんで読んでくださってたら幸いです^^ (10月12日 19時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 岸くんの誕生日話、見ました。今回は岸くんの病系でしたね。きしれんのシーンは廉くんが頼りになり素敵でした。岸くんに誕生日を好きになって貰いたいって言う5人の行動に素晴らしいなあって思いました。家族の絆が最高でした。岸くんにとって良い一年になりますように (10月11日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。コメントに気がつくのが凄く遅くなってしまい申し訳ございません。七夕編読んでくださりありがとうございます。今年は"願い"をテーマに描いてみました。少しでも楽しんでくださってたら幸いです (10月8日 23時) (レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 七夕編見ました。3人共通の願い事の完治は読んでてprinceの3人、頑張れfightって思いました。king3人のずっと一緒にいられるようにの願い事はとても微笑ましい願い事だなあって感じました。最近暑い日が続いてるので熱中症にならないように体調には気をつけてください。 (7月30日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年7月8日 22時
