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廉side
海「何処のケーキ屋さんにする？」
「んー…父さんが好きないつもの所にするか」
海「だよね！」
毎年購入してるケーキ屋さんがあるんやけど
そこは予約しなくても数十分待てばケーキが買えるんよ。
「かい、あんまスピード上げんで行くで」
海「分かってるって！」
俺ら双子は未熟児で生まれてきた。
その所為か体が弱くて、ちょっとした持病持ちの俺ら。
やから軽い運動制限がかかってるんよ。
誕生日の日って言うか、ケーキを買いに行くときはどうしても
テンションが上がりがちなんよね。
やから自然と足が速くなってしまいがちなんよ。
父さんのお誕生日に限らず、誰の時でもそうやから気を付けるようにしてる。
：
：
10分ぐらい歩いてるといつものケーキ屋さんが見えてきた。
「こんにちは」
店長「お、廉くんに海人くん！いらっしゃい！」
海「こんにちは！」
ここの店長さんは父さんの古くからの友人で
俺らも小さい頃から知ってるから、親戚のお兄ちゃん的存在なんよね。
店長「そういや、今日は岸の誕生日か！」
「はい、やからケーキ作ってほしくて」
店長「おう、いいぞ。今年はどんなケーキにする？」
海「あ、今年はモンブランケーキにしてほしくて」
店長「おぉいいぞ、30分くらい店内で待っててくれ」
その言葉に返事をして、店内をぶらぶらと見て周る。
海「可愛いケーキばっかだね」
「ホンマな」
ここのケーキ屋さんは凄く可愛くてお洒落なケーキが多くて
毎年食べれるのを楽しみにしてるんよね。
海「しかも美味しいし！」
「ホンマ。今年も楽しみ」
父さんはケーキの中でモンブランが大好きやから
ローテーションで買うようにしてるんよ。
：
：
店内で暫く待ってたら、廉くーん、海人くーんって言う声が聞こえた。
海「あ、呼ばれた」
「できたんやね」
出来た合図だと分かり、カウンターに向かえば
お洒落なモンブランケーキの姿があった。
海「わぁ、すごい。お洒落〜」
店長「そうだろ〜。特別に栗増量して作っておいたからな」
「ホンマ！？ありがとう」
店長「いいえ。じゃあ会計ね」
今年はプレゼントの方を豪華にしたいから
少しだけケーキの値段は抑えめ。
「かい、持てそう？」
海「うんっ。ケーキ持ちたい」
ケーキ屋さんを後にして、海人がケーキを持ってくれて
ゆっくりと他愛もない話しもすつつ帰路に着く。
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黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。いつもコメント下さりありがとうございます！岸くんの誕生日ストーリーという事で岸くんメインに仕上げてみました。少しでも楽しんで読んでくださってたら幸いです^^ (10月12日 19時) (
レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 黒瀬優花さん» 岸くんの誕生日話、見ました。今回は岸くんの病系でしたね。きしれんのシーンは廉くんが頼りになり素敵でした。岸くんに誕生日を好きになって貰いたいって言う5人の行動に素晴らしいなあって思いました。家族の絆が最高でした。岸くんにとって良い一年になりますように (10月11日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - はるきさん» はるきさん、こんばんは。コメントに気がつくのが凄く遅くなってしまい申し訳ございません。七夕編読んでくださりありがとうございます。今年は"願い"をテーマに描いてみました。少しでも楽しんでくださってたら幸いです (10月8日 23時) (レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
はるき - 七夕編見ました。3人共通の願い事の完治は読んでてprinceの3人、頑張れfightって思いました。king3人のずっと一緒にいられるようにの願い事はとても微笑ましい願い事だなあって感じました。最近暑い日が続いてるので熱中症にならないように体調には気をつけてください。 (7月30日 23時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年7月8日 22時
