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岸side
廉が眠ってる間に、お熱だけ測っておこうかな。
「ん、少しずつ下がってんな」
昨日飲んだ薬と点滴のお陰か
熱が40℃まで下がってた。
廉にしてみたらいいペースで下がってきてる。
紫「良かった〜」
「な、このままいけば1週間もすればよくなるな」
もう長い事廉の傍に居て、近くで看病してると
お医者さんほど正確に分かるわけでは無いけど
どれくらいで下がるとかって分かってきたんだよね。
紫「だね。早く良くなって欲しいよね」
その為にも今日も変わらず全力で、廉と神宮寺の看病を頑張るしかなよな。
：
：
お昼前まで熟睡してた廉。
神宮寺は、廉よりも先に起きてお昼を食べてまた眠ってしまった。
紫「起こそうか」
「だね」
廉に優しく声を掛けつつ、肩をトントンしてあげると
ゆっくりと起きてくれた廉。
廉「んっ、はぁっ…おはよ…」
「おはよう。ごめんな、まだしんどいよな」
その言葉に小さく頷いた。
「そうだよな。ごめんな。少しだけ頑張れるか？」
廉「ん、ごはん…？」
「そう。お腹空いた？」
そう問いかけると、少しだけ空いた。と答えてくれた。
良かった〜。昨日食べれてなかったから凄く安心する。
一旦、紫耀に廉を任せて
昨日作って置いたおかゆを温めて、お椀に入れてあげて
すぐに廉の元に戻る。
「ごめんな、おまたせ」
廉「ん、あー」
「はい、あーん」
小さい口を開けてくれて、3口ほど食べてギブアップ。
「よく食べれたよ」
廉「ん、はぁっ…ごほっごほっ」
「しんどいな。横になっちゃおう」
近くにお椀を置いて、廉を布団に寝かせて
またまた紫耀に任せて俺はキッチンに向かった。
紫耀side
岸くんが和室から離れて2回目。
廉「しょお…」
「ん？どうした？気分悪い？」
廉「ちゃう……ごめんな」
「え？」
名前を呼んだと思ったら、急にごめんと謝ってきた廉に
びっくりして目が丸くなって驚いてしまった。
廉「昨日、具合悪いん隠しててごめん」
「そんな…俺こそ、気づかなくて、その上きつく当たってごめんな」
一番に気づいてやるべきだったのに。
気づかずに看病を手伝わない廉にイライラして強く当たりすぎてた。
廉「ええの、そりゃムカつくやん。メンバーがしんどいのに手伝わん奴、近くに居ったら、こほっ」
れん…。
お前は優しすぎ、俺の事怒ってもいいくらいなのに。
そんな事を絶対しない廉。
でも、ちゃんと伝えなきゃ。
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はゆ(プロフ) - 更新お待ちしてます！いつも楽しみにしながら読ませて貰ってるので頑張ってください＼(*⌒0⌒)♪ (4月11日 21時) (
レス) @page24 id: ca0e3eb4c7 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 新田 勇人さん» 新田勇人さん、お久しぶりです♪そして読んでくださり、感想コメント下さりありがとうございます。良かったと言っていただけてとても嬉しいです (8月15日 9時) (レス) id: ec5bec982a (このIDを非表示/違反報告)
新田 勇人(プロフ) - 書いて下さりありがとうございました。良かったです (8月12日 0時) (レス) id: 4501574943 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 優里さん» 優里さん、初めまして。こんにちは。お返事が遅くなってしまい申し訳ないです汗ずっと読んでくださっていたなんて嬉しいです。ありがとうございます。そうですね、本人たちの方が辛いのに、ずっと笑顔でいてくれた彼らに感謝です。これからも読んでくださると嬉しいです (5月27日 11時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
優里 - 密かにずっと読ませていただいてました。私も同じ気持ちです。本人の方が辛いのわかるけど私達も辛いですよね。私もずっと6人を応援します。そして主さんのこの小説もずっと読んでいきたいなって思ってます。続けるって決断してくれてほんとにありがとうございます。 (5月25日 2時) (レス) @page12 id: eabc298446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年1月12日 19時
