四十三輪 ページ47
コナンside
姉さんはあまりにも動きすぎたせいで発熱したようだ。
俺が麻酔銃を構えようとすると姉さんの兄を語る男もこちらを向いて頷いた。
わけがわからない。
ともかく麻酔針を姉さんの首筋に撃ち込み、倒れたところを蘭が支えた。
蘭「どうしたんですか、Aさん⁉」
……いつかは寝てるだけって気付く筈だ。
服部の連絡した京都府警が到着した。
?「京都府警の綾小路です。おや、なんでこない仰山の人が倒れてはりますんや?」
平「んなもん後ででも聞けるやろ!それよりはよAさんの手当てせな……!」
綾「怪我してはるんは……その女性ですか?婦警に手当て、パトカーん中でしてもろて下さい。男性陣はこちらへ」
ぐったりとしているAを蘭が抱えてパトカーに乗せた。
____NOside____
幸い怪我は左腕だけだったので手当てはすぐに終わり、婦警に事件の概要を話す。
園「でも動いて発熱はするのに怪我は私を庇った時にしかできてないなんてどんだけすごいのよ、Aさんってば」
蘭「だよね!剣さばきも凄かったし……」
婦警「あの、良かったら旅館まで乗せていきましょか?」
蘭「え、いいんですか?」
婦警「はい!Aさん、かなりしんどそうですし、多分男性の方達は警部が送ってくれはりますから!」
和「ほんなら御願いします」
元々徒歩の距離だったこともあり、5分程で着いた。
蘭「ありがとうございました!お気をつけて」
旅館に戻ると仲居さんに心配でしたと駆け寄られる。
園「はい、わざわざありがとうございます。じゃあ私達先に戻ってますね」
女だけでも結構な人数なのだが、生憎Aの泊まっている503は子供達しかいない。
和「なあ、Aさん心配とちゃう?」
蘭「え、なんで?」
和「だって503はAさん以外やったら子供らしかおらんやん。そこに熱出てるAさん寝かせててもしなんかあったら……」
園「ふぅむ。確かにそれも一理あるわねぇ……」
蘭「じゃあこれはどう?私達3人の部屋に布団をもう一枚敷いてAさんを寝かせるの。子供達は神楽ちゃんや哀ちゃん、コナン君が居るからきっと大丈夫よ」
和「そやな!ほんならアタシは旅館の人に言うてくる!蘭ちゃんらはAさんの荷物持ってっといて!」
園「はーい」
和葉がタッタッタと走って旅館のロビーに行ってしまった。
蘭「私達も荷物取りに行こっか」
園「行こ行こ」
丁度着いたエレベーターに乗って蘭達は503へと急いだのだった。
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まかろん(プロフ) - 坂本愛菜さん» コメントありがとうございます!分かりました、他の方からのコメントも見つつ、下書きしておきますね(笑) (2018年2月26日 19時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
坂本愛菜(プロフ) - 戦う感じがいいです (2018年2月26日 19時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ぴよさん» 初コメだァァァ!コホンッすみません!考えてたら色々纏まりきらなくなっちゃって……(笑) (2018年2月22日 17時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ - 美化しすぎじゃね。笑笑。設定難しい。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: c14143008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2018年2月21日 20時