四十二輪 ページ46
NOside
殺気を感じ、また本能によって防ごうとする。
が、Aは狙いが自分ではないことに気が付いた。
(園子ちゃんか……！)
園子は勿論気付いていない。
ただの高校生に殺気を読み取れ、なんて土台無理な話だ。
殺気の矛先が園子に到着するまで残り3秒。
みんなが気がついて残り2秒。
諦めて残り1秒、
Aが走り出しても残り、1秒。
Aは園子を右手で突き飛ばした。
園「キャアッ」
ザクッ
『っ……！』
蘭「Aさんッ」
コ「姉さんッ！」
飛んで来た真剣はAの左腕をかすった。
かすっただけと言えばマシに聞こえなくもないが、血まみれになったことには変わりない。
？「ほぉ……Aも少しは殺気が読めるようになったか……」
『うっせぇ、チビ杉』
？「んだと⁉お前もチビのくせに！俺は高杉だっつってんだろ！何でもかんでも銀時の真似しやがって……」
『なによ、カッコつけちゃって。そんなんだからチビとか言われんのよ。普通妹に真剣なんて投げる⁉バッカじゃないの!!晋助のバカ!!!』
晋「テメーがちゃんと反応できるかどうか試したんだろーが」
『試す相手間違ってる！なんで私の仲間なの⁉私じゃないの、そこ！やっぱ信じらんない！なんでこんな奴が兄貴なのよ⁉』
全「え？」
Aの言葉に全員が聞き返す。
晋「んなの
『好きで生まれたわけじゃないもんっ』
全「ハァァァ!?!!妹ォォォォ!!!?!」
『え？うん』
驚きに満ちた声にAはやっとコナン達の方を見た。
すると、ピーポーピーポーとサイレンの音が鳴り響いた。
こちらにどんどん近付いてきているようだ。
晋「ん、警察かァ？よし、帰るぞ。お前ら」
『え、晋助、もう行っちゃうの？今日はなんにもやんない？』
晋「俺も風邪っぴき相手に喧嘩申し込む程バカじゃねェよ。早く治せよ」
『え？……ぅあっ……』
晋助がヒラヒラと手を振って部下達と共に帰るのを見届けるとAの意識は闇に飲み込まれていった。
*****
ごめんなさい！
高杉の口調が仔猫とお散歩して迷子になってます(・д・ = ・д・)
あとほとんど会話文なんですけど、許してください(^_^;)
まかろん
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まかろん(プロフ) - 坂本愛菜さん» コメントありがとうございます！分かりました、他の方からのコメントも見つつ、下書きしておきますね(笑) (2018年2月26日 19時) (
レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
坂本愛菜(プロフ) - 戦う感じがいいです (2018年2月26日 19時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ぴよさん» 初コメだァァァ！ｺﾎﾝｯすみません！考えてたら色々纏まりきらなくなっちゃって……(笑) (2018年2月22日 17時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ - 美化しすぎじゃね。笑笑。設定難しい。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: c14143008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん | 作成日時：2018年2月21日 20時
