十二輪 ページ14
Aside
園「そーなのよ、だから小五郎おじさまや博士には御遠慮願ったの!」
あは、と笑いながら話す園子ちゃん。
可哀想な博士。
『でもよくそれで許可が降りたね?』
園「服部君より強い人が来るって言ったら"それなら大丈夫か"って感じでね……」
『ん?服部君って?』
園「Aさん、話聞いてた?ほら、あれよ。新一君にはじめは"勝負や工藤!"って挑んできたんだけど、なんだかんだあって仲良くなったみたいね。で、和葉ちゃんはその幼馴染なの」
『へぇ……で、その強い人って?蘭ちゃん?』
園「何いってんの!Aさんに決まってるでしょ?」
『……え"』
ワタシ、ドウシテツヨイゼンテイデハナシツヅイテルノデスカ。
『私、強くないよ!』
やだよ、めちゃめちゃ恐いよ
新一達といたら絶対人死んじゃうもん
園「でもAさん、私達が誘拐されそうで危なかった時、助けてくれたじゃない!地面に転がってた鉄パイプで……」
『そーだっけ?』
園「そうよ!それに、絶対に危ない目に遭うわけじゃないでしょ?」
『そーだけど……』
園「ああっもう!この話はやめましょ。それよりAさんの連れてくる女の子ってなんていう子なの?」
『神楽ちゃんっていう子だよ。とっても可愛いからお楽しみに〜♪』
園「やだもうすっごく楽しみ!」
『で、いつ行くの?』
園「そうねぇ、明日っていうのは決まってるんだけど、、、じゃあ朝の10時に蘭の家の前で待ち合わせね!」
『え、明日⁉』
園「あ、ダメだった?」
『ダメじゃないけど……急でびっくりしただけ……』
園「じゃ、決まりね!また明日!」
ピッ
『神楽ちゃん、明日の9時に出発するよ』
神楽「いいけど、どーやって行くアルカ?」
『ん?高速に乗って行くけど』
神楽「車アルな!ひゃっほーい!!」
なんか神楽ちゃん見てたらこっちまで嬉しくなっちゃう。
ふと視線を感じたので顔をあげると、銀時がこちらを見ていた。
『どした?』
銀「おめー、弟なんていたのな……」
『ああ、10歳くらい離れてるけどね?ま、私が養子に入った先の長男だよ』
銀「養子⁉お前、養子になんか入ったのか!」
『え、なんかあった……?』
銀「あ、いや、なんも……」
しかし、新八君が続けた。
新八「僕、Aさんがどんな風に人生送ってきたのか知りたいです!」
……あれ。
なんでいきなりそーなった!
『えー、でも他人様に威張れるような人生なんて送ってないけどなあ……』
新八「それでもいいです!教えて下さい‼」
神楽「私も聞きたいネ!」
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まかろん(プロフ) - 坂本愛菜さん» コメントありがとうございます!分かりました、他の方からのコメントも見つつ、下書きしておきますね(笑) (2018年2月26日 19時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
坂本愛菜(プロフ) - 戦う感じがいいです (2018年2月26日 19時) (レス) id: ea0408c66f (このIDを非表示/違反報告)
まかろん(プロフ) - ぴよさん» 初コメだァァァ!コホンッすみません!考えてたら色々纏まりきらなくなっちゃって……(笑) (2018年2月22日 17時) (レス) id: 8aa890658c (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ - 美化しすぎじゃね。笑笑。設定難しい。 (2018年2月22日 16時) (レス) id: c14143008a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まかろん | 作成日時:2018年2月21日 20時