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現場に入ると、荒らされたガラスケース。
壁に銃の跡がくっきりと残ってあった。
肝心の宝石達は、盗まれずに済んだらしい。
容疑者数名は警察に事情聴取を受けている最中であり、死体の周りは鑑識の人が囲っていた。
そんないつもの現場に目を引く新鮮な存在がいた。
「あ、あの一般の方は困りますよ〜!
出ていってくれないと、うちとしても...」
高木刑事があわあわとしながら説得させているのにも目もくれず遺体をまじまじと見つめる人がいた。
その人の長い睫毛から見える澄んだ瞳。
白い陶器のような肌。
綺麗な黒い髪。
誰もが振り返るような整った顔の少女。
可憐という言葉が似合う人。
歳は蘭と同じくらいだろうか?
「心配ありません、
もうすぐ謎は解けますよ」
高木刑事の言葉が聞こえてないようなので欠かさず、背後の老婆がフォローする。
「いや、そんな事を言われてもですねぇ...!」
「...謎は全て解けた」
ゆっくりと立ち上がった彼女はそう言い放った。
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亜美(プロフ) - 葵さん» そう言っていただけると嬉しいです( ; ; )はい!頑張ります......!! (2018年1月11日 16時) (レス) id: 947f047416 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - とても面白いです!更新するの、大変だと思いますが、頑張ってください♪ (2018年1月6日 10時) (レス) id: 18f7cebabe (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 祥子さん» ありがとうございます( ; ; )更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 雪丸さん» ありがとうございます(;ω;)この先も面白い展開になるよう頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - rukiさん» ありがとうございます(^ ^)更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜美 | 作成日時:2017年12月22日 20時