episode26 ページ29
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上田さんは何回も止めたのに...と付け足した。
「非常階段があるんですか?」
お嬢さんは、すかさず上田さんに尋ねる。
それに対し上田さんは丁寧に答えた。
「吉村のベランダの目の前に倉庫の非常階段があるんだ。丁度飛び移れる距離でね、」
「じゃあ、今回は飛び移れず転落、という事故の可能性が高いわけですね」
顎に手をあて、何か引っかかるような神妙な表情の安室さん。
「5階着きました、彼の部屋はこちらです」
原さんの後に一勢が付いていく中、
上田さんがエレベーターの中で留まる。
「すみません、服に血がついてしまったので着替えに行っていいですか?
僕の部屋この上なんです」
「いいでしょう、着替え終わったらすぐに吉村さんの部屋に来てください」
目暮警部の許可を得ると、エレベーターの扉はゆっくりと閉じた。
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亜美(プロフ) - 葵さん» そう言っていただけると嬉しいです( ; ; )はい!頑張ります......!! (2018年1月11日 16時) (レス) id: 947f047416 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - とても面白いです!更新するの、大変だと思いますが、頑張ってください♪ (2018年1月6日 10時) (レス) id: 18f7cebabe (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 祥子さん» ありがとうございます( ; ; )更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 雪丸さん» ありがとうございます(;ω;)この先も面白い展開になるよう頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - rukiさん» ありがとうございます(^ ^)更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:亜美 | 作成日時:2017年12月22日 20時