episode13 ページ15
.
暫くしてコンコンっとドアをノックする音に
俺はハッと我に帰る。
お嬢さんもドアの方を振り向いた。
「子供達がお帰りになりますが、坊やはお時間大丈夫ですか?」
ドア越しに聞こえる優しいばあやさんの声。
俺は速足でドアの方に近づく。
「僕、もう暗くなるから帰るね!
お姉さんお話ありがとう」
「ええ。お気をつけて」
「あっ...お姉さんの名前聞くの忘れてた!」
ドアノブに触れた時にくるりと振り返る。
少し目を見開いた彼女は、すぐに微笑んだ。
「九条Aよ。少年は?」
「江戸川コナン。探偵さ」
お決まり文句を言った後、俺は彼女の部屋を後にした。
Aさんとは、またどこかで会う気がするのだ。
彼女もきっとそう思っているはずだろう...。
308人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
亜美(プロフ) - 葵さん» そう言っていただけると嬉しいです( ; ; )はい!頑張ります......!! (2018年1月11日 16時) (レス) id: 947f047416 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - とても面白いです!更新するの、大変だと思いますが、頑張ってください♪ (2018年1月6日 10時) (レス) id: 18f7cebabe (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 祥子さん» ありがとうございます( ; ; )更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - 雪丸さん» ありがとうございます(;ω;)この先も面白い展開になるよう頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - rukiさん» ありがとうございます(^ ^)更新頑張ります! (2017年12月27日 20時) (レス) id: 15d661135c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:亜美 | 作成日時:2017年12月22日 20時