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『で、貴女は大丈夫なの？顔色が悪いみたいだけど』
哀ちゃんの言葉に、私の両隣にいる歩美ちゃんと光彦くん、元太くんはうっと声を詰まらせた。顔を見合わせる三人に、液晶の向こう側で哀ちゃんが怪訝そうに眉間に皺を寄せる。さすが哀ちゃん、鋭い。
「大丈夫。今日は色々あって疲れちゃっただけだよね、みんな」
「…う、うん」
「そっそうです！」
「別にねーちゃんは何ともねーぞ！」
歯切れの悪い私たちに、聡い哀ちゃんは察した様子で「そう」と返す。やばい、これ以上通話してたらボロが出る所か何があったか全て話さなきゃいけなくなる。それだけは勘弁して欲しい。
『あんまり遅くまで起きてちゃダメよ。早く寝なさい』
それ以上言及はせずに話を終えてくれた哀ちゃんに、歩美ちゃんたちと一緒に「はーい！」と元気よく返事をする。通話を終了させると、歩美ちゃんが私の顔を覗き込んできた。
「おねえちゃん、まだお顔白いね…」
「そ、そうかな？」
「白いよ」
突然真上から降ってきた声に、私が反応するよりも先に光彦くんが反応した。
「コナンくん！」
「お前ら、Aさんは疲れてんだから早く寝かせてやれ。歯磨いてこい！」
「はーい！」
襖を挟んだ隣の部屋が少し騒がしいとは思っていたけれど、コナンくんが帰ってきたからだったのか。蘭ちゃんと和葉ちゃんの邪魔をしないようにと思って襖を閉めてしまっていたから、全然気がつかなかった。
服の裾をちょいちょいとコナンくんに引っ張られる。
「…なんともない？」
「うん、なんともないよ」
不安そうに私を見つめるコナンくんに笑って返すと、コナンくんはとても悔しそうな表情を一瞬だけして見せた。
「コナンくん？」
「……おやすみなさい、Aさん」
「お、おやすみ…？」
襖の向こうへ行ってしまったコナンくんを見送り、私は歩美ちゃんたちに布団へ突っ込まれるのだった。
「あゆみ、おねえちゃんの隣！」
あったかくてふわふわしている歩美ちゃんを抱きしめながら、私は眠りについた。コナンくんのあんな表情なんて、見なかったことにするように。
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よる - 今まで読んだ夢小説の中で1番大好きです!!!ゆっくりでいいので頑張ってください!!!ずっと待ってます!!! (4月21日 20時) (
レス) @page10 id: c56c205682 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (4月12日 22時) (レス) id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
日サロ - ほんまに好きです最新まってます (1月3日 2時) (レス) @page10 id: fa8371b6ca (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - おねぇちゃん😭 (1月1日 3時) (レス) @page10 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - 続きが楽しみですｯｯ (9月28日 1時) (レス) @page10 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんたい先輩 | 作成日時：2019年9月10日 23時
