蜘蛛女...2

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志「404戻りました」


伊「ただいま―！」







『お帰りなさい』






分駐所に帰ってきた2人を、少しぎこちない笑顔で迎えたA









志「ただいま」


伊「Aのおかげで犯人捕まえられたよ、ありがと―！」


そう言ってAの頭をわしゃわしゃと撫でる伊吹





『絶対捕まえてくださると思ってました』





ボサボサにされた髪を戻しながら伝えると、2人の背後からヒールの音が聞こえた






桔「皆、お疲れ」





志「お疲れ様です」


伊「お疲れ様で―す」


『お疲れ様です』



桔「皆よくやった。Aも、流石だった」



『いえ』



桔「でも1つだけ聞きたい事があるの。」



『････どうして犯人の名前を知っていたのか。ですよね』



桔「えぇ。あの時点ではまだ名前までたどり着いていなかった。調べがついていたの？」



『いえ。私がササクラを知っていただけです』



桔「知っていた？どういう事、説明して」






そして、Aの一言で空気が止まる









『私は、1人を犠牲にしてアイツの命を救った事があります･･･』







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