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「ちょっと俺見すぎてるわ、ごめん、・・・酔ってるわ多分」
お風呂へ行く前に飲み干してたグラスにはまたハイボールが入ってて、足したんやなと安易に予想がつく。
2人でそのまま24時間ドロケイを見進めて、「最後まで観たら朝になっちゃうから辞めるけど、オチがマジで面白いからまた今度最後まで観てみて」って優太くんの一言でYouTubeを閉じた。
自分たちの動画を胸張って「面白い」って言えるのって、すごくカッコいい。
私も自分の作る動画はもちろん好きだけど、他人に自信を持って勧められるように頑張ろうとこっそり誓った。
グラスもお皿も空いたからシンクへ持って行く。
ソファで「何もしなくてごめん」って謝る優太くんに『全然、1個も2個も変わらんし〜』って伝えて、その流れで『歯ブラシ新しいのあるよ』って言うと、びっくりしたみたいな顔でこちらに勢いよく視線を向けた。
「Aちゃん、もしかしてすげー慣れてる？」
『何に？』
「や、誰か家に上げるのに」
『いや〜・・・そんな・・・あぁでも妹が時々遊びに来るけん歯ブラシとかは用意してある』
「え、妹さんいんの？」
『うん、5個下』
「絶対可愛いやん」
『可愛いよ〜、妹くらいかな、しょっちゅうウチ来るの』
「安心したわ」
『男の子とか来たことないよ、お父さんくらい』
「え、もしかして俺初めて？」
『うん』
「ヤバすぎる・・・」
確かに、数回しか会ったことのない男の子を深夜に家に上げるのはヤバすぎる。危機管理能力が足りてないって怒られても仕方ない。
でも・・・優太くんだし。
変なことはしなさそうやけん。
「一応聞くんだけど、今からでも帰った方がいい？いや絶対帰った方がいいんだけど」
『幽霊屋敷に？』
「幽霊屋敷に」
『お客さん用のお布団もあるよ？』
「・・・俺、生き霊憑いてて良かったかもしれないぞ」
そんなこんなで優太くんは今晩ここに泊まって行くことになって、二人並んで歯を磨いて、優太くん用のお布団も私のベッドの横に敷いた(自分だけ高い所で寝てでゴメンね)頃にはもう時刻は3時半を回ってた。
ドキドキして眠れないんじゃないかと思ったけど、朝から撮影してた疲れもあってかあっという間に瞼が重くなってきて、意識が夢と現実の狭間へ。
もし本当に優太くんに生き霊が憑いているなら、お願いだから呪わないでって祈りながら意識を手放す。
眠りに入るギリギリのところで、「ヤベェな俺…」って聞こえたのは、たぶん気のせいだ。
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碧(プロフ) - 灯菜さん» わざわざ調べて書いたのでそう思っていただけて嬉しいです♡引き続きよろしくお願い致します♡ (2021年11月14日 22時) (
レス) id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
灯菜(プロフ) - そうなんですね！！笑隣の高校とかリアルすぎてほんとかもって思っちゃいました！！これからも更新応援してます〜 (2021年11月14日 21時) (レス) id: c285d1144b (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 灯菜さん» すごい〜！！！！実は全然長崎出身じゃなくって自分がねるちゃん好きなだけで設定してしまいました…！！（笑）方言だったり高校の設定だったり無理がある所もあるかもしれないですが目を瞑って読んでくださったら嬉しいです♡ (2021年11月14日 10時) (レス) id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
碧(プロフ) - 琳寧さん» コメントありがとうございます♡バスケコラボですね！ご期待に添えるか微妙なんですが書いてみたいと思います！引き続き楽しんでくださったら嬉しいです♡ (2021年11月14日 10時) (レス) id: 54b71304ec (このIDを非表示/違反報告)
琳寧(プロフ) - めっちゃ好きです！！展開的に難しければ無視していただいて大丈夫なのですがコラボとしてバスケしてほしいです！ (2021年11月14日 9時) (レス) @page26 id: de23db69ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まいど！
| 作成日時：2021年9月10日 13時
