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とにかく彼は、真っ直ぐだ。
今は、素敵な男性の要素しかない。
なのに話していくうちにこれが崩れちゃうのはもったいないな。
はにかんで下を向き、コーヒーを啜る。眉を上げてこちらを伺う仕草もとっても爽やか。
「…どうしました？」
「キムジュンミョン」
「……は…はい？」
「私たちが同じ高校の同じクラスって知ってた？」
ガラスがパリンって割れた音が効果音として相応しいその表情は何を意味する？バレた、みたいな？それともそうだったの？みたいな？
「……もう会ってくれないですか？」
「…え？」
「知ってたとして、何かありますか？」
悲しそうな顔をするジュンミョンさん。
確かに、知ってたから何？っていう話ではある。私は何に引っ掛かってるんだろう。
黙ってたこと？実は影薄かったこと？
そんな人とこうして出会ってしまったことを後悔してる？そんな人だって知ってたら、まず1回目もなかった？
「Aさん好みになれば、関係ないですよね？」
「………」
「頑張るから、嫌いにならないでください。たくさん会ってください」
必死すぎて、私の手首を握ってくる。強い手の力に、強い眼力。あのとき軽く言った言葉が、ここまで彼を強く動かしているなんて思っても見なかった。
「僕はあなたに、10年以上も片想いをしてきたんです」
「やっと会えて、こうやって目を見て話せることになったのに。もう離れたくないです」
いつも、こういう時それ言っちゃう？ってパターンなのに。どうして今はそうやって真剣に真っ直ぐと伝えてくるんだ。いつもみたいに惜しければいいのに。これじゃあ向き合わざるを得ないじゃない。私が発言する隙もない、否定する隙もない。そこで敢えていうなら、ちっと重い。
「……私、あまり重い人は好きじゃないですよ」
「…僕、重いですか？」
「ええ、10年片想いの時点で」
「それは仕方ないじゃないですか。好きなんですから」
「……」
「明日の夜、リベンジしたいです。７回目のデート」
よかった。私から言わなきゃいけないかと思ったよ。ちょっとは成長してくれたみたいで安心した。
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こむ(プロフ) - ひなさん» ツイッターですが、してないんです〜！なんだか手に余してしまいそうで……でもそう言っていただけるのならいつか作ってみたいなぁ〜と思いました(*^O^*)その際は是非フォローお願いしますね！！笑 (2018年6月10日 14時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ひなさん» ひなさま(´；ω；`)めっちゃ嬉しいです〜(´；ω；`)そんな風に言っていただけるとは…ベッキョンお待たせしました！ご期待に添えることはできましたでしょうか(*^^*)？こちらこそ、いつも読んでくださるひなさまが大好きですよぉ〜！本当にありがとうございます！！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ウラツク離れしている作者さんがいる中で、更新してくださるこむさんが大好きです、、！いつもステキなお話ありがとうございます（ ; ; ）質問なのですが、こむさんはツイッターをしていらっしゃったりしますか？お話のアカウントがあればフォローさせて頂きたいです！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - こむさんのお話大好きすぎます（ ; ; ）終わってしまったのが悲しいです、、、（ ; ; ）いつもベッキョンのターンを今か今かと待っていたので、最後にきて本当に嬉しかったです、、！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - さあやさん» コメントありがとうございます！(*ToT)嬉しいです〜！セフンのお話の続き、思ってたのと違うし長い！ってなりそうなんですけどそれでも良いですか…？(´；ω；`) (2018年6月6日 18時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年5月4日 20時
