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第6話
立て続けにハードなプログラムが2コマの日。
汗をたくさんかいて息も上がるけど、長く休んでられない。水分補給だけはしっかりしてすぐに次のプログラムの準備をしていたら、フリーになってるジョンデ君が笑顔で手伝いに来てくれた。
「ボール使う？」
「うん、出してもらえると助かる」
「はい〜」
「ありがとー」
「汗すごいな」
「暑くてたまんないよ〜…あ、ありがと」
自分のタオルで首の後ろを雑に拭ってくれた。自然とこういうことができるからジョンデ君はモテるんだろうなぁ。優しい。見習おう。
「出てきた人たちが今日楽しかったーっていってたよ」
「本当に？うわぁよかった…」
「Aのプログラムも人気あるもんな〜いつも人いっぱいで」
「いやいや…内容が良いだけじゃない？」
「さぁ〜？違うだろ。妬いてる奴がいるくらいだし」
「え？」
「なんでもなーい」
「……あ。そのタオル洗って返すから、１日貸してください」
「え？このくらいで？気にすんなよ〜」
「だって私の汗が」
「ジョンデ終わった？早く出ろよ」
そこに割って入ってきたのはベッキョンだ。入り口の方で、扉に背を預けてポケットに手を入れてる。少し態度の悪い格好でもかっこいいって思っちゃう。
「あ、もう開ける時間か〜。じゃ頑張れ、あと45分だA！」
「がんばる〜！今日は？」
「ギョーザとビール！」
「もっとがんばる！」
今日は終わったあと餃子とビールが待ってる！そう思うと頑張れる。ベク、今日は来るかな？一緒に行けるかな？そんなことを思いながらスタジオに入ってくる会員さんたちに笑顔を振り撒いた。
・
「ぎょーざっ、ビールっ、ぎょーざっ」
「ビールっ」
「あっ、終わった？」
「終わらせたー。ベッキョン終わった？行くだろ？」
ジョンデ君がさりげなくベッキョンに出欠をとる。来て！１秒でも多く一緒に過ごしたい！仲直りもしたい！
「行かね」
そんな願いは届かない。作業の手を止めず、こっちも見ずにぶっきらぼうに言い捨てる。やっぱり来ないか。
「あっそ…ま、ビール飲むしね？A？」
「う、うん。ビール、ベク飲まないしね？」
声震えてなかった？不自然じゃなかった？
「うっざ」
勇気を出したのに…。いつまでそんなに冷たいの？前までだったらふざけ返してくるのに、突き放すだけ。もうこの場に居たくない、居たらまた泣きそうだから「早く行こ」ってジョンデ君の背中を押した。
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こむ(プロフ) - ひなさん» ツイッターですが、してないんです〜！なんだか手に余してしまいそうで……でもそう言っていただけるのならいつか作ってみたいなぁ〜と思いました(*^O^*)その際は是非フォローお願いしますね！！笑 (2018年6月10日 14時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ひなさん» ひなさま(´；ω；`)めっちゃ嬉しいです〜(´；ω；`)そんな風に言っていただけるとは…ベッキョンお待たせしました！ご期待に添えることはできましたでしょうか(*^^*)？こちらこそ、いつも読んでくださるひなさまが大好きですよぉ〜！本当にありがとうございます！！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ウラツク離れしている作者さんがいる中で、更新してくださるこむさんが大好きです、、！いつもステキなお話ありがとうございます（ ; ; ）質問なのですが、こむさんはツイッターをしていらっしゃったりしますか？お話のアカウントがあればフォローさせて頂きたいです！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - こむさんのお話大好きすぎます（ ; ; ）終わってしまったのが悲しいです、、、（ ; ; ）いつもベッキョンのターンを今か今かと待っていたので、最後にきて本当に嬉しかったです、、！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - さあやさん» コメントありがとうございます！(*ToT)嬉しいです〜！セフンのお話の続き、思ってたのと違うし長い！ってなりそうなんですけどそれでも良いですか…？(´；ω；`) (2018年6月6日 18時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年5月4日 20時
