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熱を持った吐息が首にかかる。まだ震える手が腕をきゅっと掴んで、人差し指で肩紐をずらして肩から落とす。
え…なかなかやるじゃん。
どこで学んだの？知恵袋？
私は教えてないよ。もしかして潜在能力？
「このやり方はどうやって？」
「え…えーっと…えー…」
「えー？」
「その…」
「…ぶい？」
「違う！そんなっただAさんがどうしたら気分を上げてくれるのかと思って見ただけ！」
「で、見たんだな？」
「消した！消した！」
「別に怒ってないから。ごめん、続き」
「……はぁっ…Aさん…」
「もういいよ呼び捨てで」
「……A？」
「うん」
「A、…」
「はぁい」
確かめるように何度も名前を呼んでるジュンミョンさんが子供みたい。なのに切なげに寄せられた、キリッとした眉毛が妙に大人びているから、なんとも言えない。
彼にとって２度目はまだまだテスト段階。そうじゃないこうじゃないを繰り返してたら、前と違ってだんだん元気がなくなってきた。
「…どうした？」
「これじゃ永遠にAを満足させてあげられないかもしれない」
「え…そんな大袈裟な」
「愛想尽かされるかもしれないから頑張りたいけど練習することができない…」
「ごめん。私がいちいちうるさかったね。ごめんね、大丈夫だよ」
「もっと上手くなりたい…」
シーツをぎゅっと握って、明日地球が終わってしまうの？って思うくらい深く落ち込むジュンミョンを見て、この人は本当に情けないと思いながらも、沸き上がってくる母性本能が体を突き動かす。
頭を抱えるように抱き締め、サラサラの髪とつるつるの背中を優しく撫でた。ぐすぐすする彼がどうしてもいとおしかった。
「気持ちがあれば、上手い下手は関係ないよ」
「……」
「最初は、何この人下手くそだなって思ったけど…」
「…うわぁ…嫌だ…」
「そのうち自然とお互い満足できるようになるよ」
だから大丈夫だよ、って慰めたらジュンミョンも気持ちを切り替えたのか男の顔に戻った。
でも、ひとつ気づいたことがある。私自然とそんなこと言っちゃったけど…
付き合うことになったんだっけ…？
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こむ(プロフ) - ひなさん» ツイッターですが、してないんです〜！なんだか手に余してしまいそうで……でもそう言っていただけるのならいつか作ってみたいなぁ〜と思いました(*^O^*)その際は是非フォローお願いしますね！！笑 (2018年6月10日 14時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ひなさん» ひなさま(´；ω；`)めっちゃ嬉しいです〜(´；ω；`)そんな風に言っていただけるとは…ベッキョンお待たせしました！ご期待に添えることはできましたでしょうか(*^^*)？こちらこそ、いつも読んでくださるひなさまが大好きですよぉ〜！本当にありがとうございます！！ (2018年6月10日 14時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ウラツク離れしている作者さんがいる中で、更新してくださるこむさんが大好きです、、！いつもステキなお話ありがとうございます（ ; ; ）質問なのですが、こむさんはツイッターをしていらっしゃったりしますか？お話のアカウントがあればフォローさせて頂きたいです！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - こむさんのお話大好きすぎます（ ; ; ）終わってしまったのが悲しいです、、、（ ; ; ）いつもベッキョンのターンを今か今かと待っていたので、最後にきて本当に嬉しかったです、、！ (2018年6月6日 18時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - さあやさん» コメントありがとうございます！(*ToT)嬉しいです〜！セフンのお話の続き、思ってたのと違うし長い！ってなりそうなんですけどそれでも良いですか…？(´；ω；`) (2018年6月6日 18時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年5月4日 20時
