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机の上に広がるゴミとか脱ぎ散らかした洋服とかを急いで片付ける。Aちゃんも一緒になって服を拾い始めたから奪い取った。
いつも会話が弾むのに、意識しすぎなのか沈黙が続く。何から話せばいいかわからない。あんなことに隠れてるけど、すごい誤解を生む光景を見せてしまったことも弁解したい。酔いなんて遠い昔にすっきり覚めてしまった。
ゲームもする気に慣れなくて、ただテレビを流してるだけ。
「ベッキョン」
沈黙を破ったのはAちゃんだった。
「あの人ね、前の会社の人なんだけど」
「…うん」
「ずっと嫌がらせされてたんだ」
「それをセフン君が助けてくれて、地方に飛んだんだけど…この前突然家に来てね…」
「言うこと聞かなきゃまた同じ目に遭うかと思って」
自らの体をぎゅっと抱き締めて話し始めた。近くに寄ってもいいのかと迷ったけど、それ以外の選択肢がなくてゆっくり隣に座る。
「とにかく妄想がすごいの」
「あいつ、俺のAとか言ってたな」
「……違うからね？」
「分かってるよ」
「…私に関わる人を傷付けていくんだ」
眉毛を寄せて、下唇を噛む。
鼻の頭が赤くなっていく。
泣くのを我慢してる顔。
「セフン君も………」
「…うん」
「殴られたし、車で轢かれそうになったし…」
そんなに体を張って守ってたんだな、あいつ。
つーか犯罪だよ、それ。殺人未遂！
さらっと丸い頭を撫でるとポロっと涙が落ちた。
「だからベッキョンも…」
「ベッキョンはだいじょーぶです」
歯を見せて笑ってピース。
Aちゃんはあはは、と笑って頬を流れる涙を袖で拭いて鼻をこすった。
「私と一緒にいるといいことないよ」
……だからさぁ。
「そんなの勝手に決めんなって」
みんなして俺の未来を決めんな。
ツンとAちゃんの鼻を人差し指でつついた。
つついた場所をこすってる。
「いいことしかないでしょ」
好きな人を思いっきり好きでいていいってだけで、すごく幸せな気分になるよ。返事がないとか会えないとか、泣き顔見たりするのは辛いけど。
「ありがとう。嘘でも嬉しい」
「えーなんで嘘？嘘に聞こえる？え？」
「……女の子といい感じだったよね」
キターーー。
弁解の余地あり！！
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りんご(プロフ) - 正しい…から引き続きこちらも再度読み返ししました^^*やっぱり面白かったぁーー！！^^* (2019年9月26日 23時) (
レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - arikuiisexoxoさん» お返事遅くてすみません(T-T)最後までありがとうございました〜！ベクが甘めなだけに塩女子でしたね笑 わぁ…もっとミンソク出せばよかった…(´・ω・`)てか面白そうですね、その番外編！どこで読めますか？笑 私なりに書いてみますね！ありがとうございます^^！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - シオンさん» お返事遅くなってしまってすみません(ToT)最後までありがとうございました！！シオンさまが惜しみ無くそんな言葉をかけてくださるのでもうわたし天才になった気分です(*^O^*)笑 わたしこそしあわせです！ありがとうございました！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
arikuiisexoxo(プロフ) - 最後まですごく面白かったです~塩な主人公ちゃん好きですw たまに出てくるミンソク先輩が好きです(やっぱりしうぺん笑) 番外編でシウミンを預かるベクカップル見たいのと、シウミンがベクめっちゃ好きですそれにヤキモチやくミンソクみたいです。 (2018年5月8日 7時) (レス) id: e6ce84a282 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - お疲れさまでした！やっぱり天才さまですねしあわせです (2018年5月7日 22時) (レス) id: ad21636354 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年4月2日 20時
