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だったら最初から言ってる通り、帰る。中途半端でもいい、バレて別れることになるより何倍もマシ。ジョンデは自己責任。しーらない。
はだけた服を整えようとしていると、どこからか小さな声が聞こえた。ジョンデかと思ったけど、違う。動きを止めて耳を済ますと、パタパタとスリッパが床を叩く音がどんどん近づいてきた。
「えっ、えっ！どうしよう、ねぇ帰って来た！」
目の前で未だに動かないジョンデに小声で訴えるも無視をされ、あろうことか着た洋服に手をかけてきた。
「はっ？！」
抵抗むなしくまた脱がされて、スイッチオン状態のジョンデに捕まってしまう。逃げても追いかけてくる唇、嫌がってはね除けても諦めずに挑んでくる手。
「んっ、待ってってば、ねぇ！」
もしかして耳ついてない？いや、そんなわけない。だけど私の言葉なんて一言も入ってないんだろうなこの人。今度こそ思いっきり叩いてやろうかと顔を見た。
うわ……すごくかっこいい。
こんな顔に張り手なんてしちゃだめだ。
商売道具だし。
──コンコン
私たちのいる部屋の扉がノックされた。さすがのジョンデも動きを止め、眉をしかめた。
『ジョンデ？具合はどう？』
扉の向こうにいるのは、おそらくスホだ。
具合が悪いなんて言ってなかったしそんな素振りもないけど、あの場所から嘘ついて出てきたんだなこの人。
返事をしないジョンデは、私を見つめてにこっと笑う。中に入っていた指が動き始め、腰が浮いた。待って待って扉一枚向こうに、リーダーがいるのにどうして事を遂行しようなんて思えるわけ？
『…ジョンデー？寝てる？』
「っ…ふ」
「声だすと聞こえるよ？」
「……やめ、」
こんな状況でも感じている自分が悔しい。
いや、もしかしたらこんな状況だからなのかもしれないけど、それは気づいちゃいけない気がする。
ジョンデは布団を覆い被せてきた。
より密着する体と顔。
『…入るよー』
入ってくる。
もうだめだ。
布団を被ったってこの膨らみ具合はどう考えてもおかしい。なのにやめない。どうしようっていう不安と恐怖と目の前にいる人への愛しさや刺激がごちゃ混ぜになって涙が流れてきた。
「Aほんとかわいいー……」
ジョンデは、そんな私を見て止めるでも慰めるでもなく、ただ恍惚とした表情でそう呟く。
ドアノブが、ガチャンとゆっくり下がった。
押せば開く。押せば、終わる。
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こむ(プロフ) - みんさん» みんさん！気づくのが遅くなってしまってすみません(T＿T)めちゃめちゃ嬉しいです〜〜！サイコ染みたシウミンですが、私もこういう話が好きで書いてて楽しかったので、楽しんで貰えて何よりですもありがとうございます〜〜！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
みん(プロフ) - こちらのシウミン大好物で、何回も読んでしまいます。こういう系、読んでて楽しいです！ (2019年5月17日 0時) (レス) id: 4f645da4fc (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» いつもありがとうございます〜！うわ〜ん、すきです〜ToT.本当はもっと変な終わり方だったんですが途中で私何書いてんのかな？と我に返ってしまい…笑 このシウミンには言ってはいけない言葉がありまして、それを言ったときは…)^3^( やばい編はこれにて終了です！！笑 (2018年4月24日 21時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 絶対の絶対の絶対に殺されちゃう〜〜><と思って読んでたので………まぁ殺されなくてよかった？とも思ったりもしましたが………どっちも難しい〜〜〜シウミン怖いからなおさら………><でも相変わらず面白かったです〜！！もっとやばくなります？？（笑） (2018年4月16日 23時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさまに気に入っていただけたみたいで、すごくすごく嬉しいです！！よかったー！！＼(^o^)／これからも読んでいただけるように頑張ります〜！ありがとうございます！！ (2018年4月14日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年3月4日 21時
