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第6話
美容師のために作られたというハンドクリームは伊達じゃなかった。塗り始めてしばらくすると、かさつきも収まって滑らかな肌に戻っていった。
綺麗になったよ、と伝えたい人とはしばらく会話をしていない。連絡もとってない。だけど同じ会社だから嫌でも会う。最初は私の方を気にかけていたチャニョルだけど今となっては付き合う前みたいに戻ってしまった。
こうなったのも全部私が悪い。落ち込んでたからって、チャニョルの何気ない一言に激昂して当たり散らして今を招いてる。後悔したってもう遅い。私の態度で傷つけてしまった一人だ。
だからってそれをずっと気にかけていられるほど暇でもなくいつものように仕事をして、取引先に電話をして受話器を置いたとき、隣に座っていた後輩がトントンと私のデスクを指でノックした。
「Aさん」
「うん？」
「チャニョルさんと喧嘩でもしました？」
「え…？なんで」
「人事の子が、今度チャニョルさんとご飯に行くってはしゃいでて…」
「そ、そうなの？」
「Aさんとチャニョルさんが付き合ってること知らないのかなぁ」
「でもチャニョルがオッケーしたから行くんでしょ？いいんじゃない？」
「え？」
「この感じだと、私たち別れたのかも」
直接別れの話をした覚えはない。だけど、あんなに私に見返りを求めていたとしても尽くしてくれていたチャニョルが他の女の子とご飯に行く約束をしたということは、私の他を当たってという言葉をそのまま受け取ったってことなんだろう。
他を当たってと言ったのは紛れもない私で、この事実にショックを受ける権利はない。
でも、別れを告げられないのは辛いなぁ。私はまだチャニョルが好きなのに。謝りたいのに。この気持ちのやり場がない。
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こむ(プロフ) - ひなさん» 遅くなってスミマセン！コメントありがとうございますー！わーん( ；∀；)嬉しさ爆発です！！続編できるの、時間がかかるかもしれないですが…(*´ω｀*)やる気出ました！ありがとうございます！ (2018年1月21日 14時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 執事セフンたまんないです！きゅんきゅんがとまりません( ；__；)また続編よみたいです、、！ (2018年1月14日 2時) (レス) id: c290ea6bde (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» はじめまして！めっちゃ嬉しいお言葉ありがとうございます！！そんな風に思っていただけるなんて感無量です！いつかお答えできるように進展させようと思います、脳内で！ (2017年12月17日 23時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ジュンミ(プロフ) - はじめまして！すごく好きなお話です！！セフン との話長編で読みたいです！！！！！ (2017年12月11日 0時) (レス) id: 02379d08bf (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます！そのお言葉をいただけることがもうスーパー嬉しいです！！ (2017年12月10日 1時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2017年11月21日 0時
