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いつもなら『Aからもしておいてね』って言うのに、変なの。全てを食べ終わったちょうど良いタイミングで部屋の扉がノックされ、初めましての秘書さんがコーヒーを持ってきてくれた。
「そうだ。彼はジェヒョン。よろしく」
「あ、よろしくお願いいたします」
頭を下げると秘書のジェヒョンさんも笑みを浮かべて深々と頭を下げた。……どうしてこうもうちの使用人や秘書は揃って美形なんだろう。
「それはそうとA、今日の夜はどこにいくの？昨日ジョンインから許可申請が来てたけど」
「そう！夜はナミちゃんたちと居酒屋さんに食事に行くの。就職活動が始まったから気合い入れるんだって。私も誘ってくれた！」
「ああ、そうなんだ。よかったね」
今夜は久しぶりにみんなと一緒に食事をする予定が入った。昨日授業が終わったあとナミちゃんが『飲みに行きたい』と言い始めて、みんな今夜なら大丈夫っていうから私も慌ててジョンインに許可をもらうようにお願いしたら、案外すんなり許可が貰えた。条件はもちろんあるけど、みんなとご飯はすごく楽しみだ。
「それと、ジュノ君のパーティーのことも聞いたよ」
「あ……えっと、……勝手なことを言ってごめんなさい」
「ううん、実はもう前からあの会社とは縁を切る予定だったんだよ」
「そうなの？」
「トラブルも多かったし……それにしても、Aも偉くなったもんだね？」
ふふんって鼻で笑うお兄ちゃん。あのときの振る舞いや言動が急に恥ずかしくなって照れ笑いをしていたら『それでこそD.O.グループの一員だよ』と肩を叩かれた。
それはそうと、とか、そういえば、とか。それからもお兄ちゃんはたくさんの話題を出してくれたけど、セフンに関する話だけは一切しなかった。ずっと痒いところの回りを触られているみたい。
それって触れてはいけない話題なのかな？
でも敢えて避けている気もする。私から『触れて』と言うのを待ってるみたいに。
「……ねぇお兄ちゃん」
コーヒーに手をつけようとしているときに話し掛けると、お兄ちゃんは手を引っ込めて大きな目で見つめてきた。
ジョンインには良い子のふりをしたけど、本当はずっと帰って来た瞬間から聞きたかった。でも敢えて触れられて来なかった話題に切り込もうと思うと少しだけ緊張する。
「……どうした？」
何も言わずにジェヒョンさんを一瞥すると、察したお兄ちゃんが退出させてくれて兄妹二人だけになった。
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こむ(プロフ) - アキナさん» アキナさん、遅くなってすみません；；めちゃめちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます(T▽T)アキナさんのお初をいただけて光栄です……！！ゆっくり更新になっていますが、ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです！ありがとうございます〜(*^▽^*) (2019年10月20日 15時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
アキナ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！このお話大好きです！こちらのサイトのお話で初めて泣きそうになりました(ベッキョンとのところで)更新楽しみにしてます！ (2019年10月10日 7時) (レス) id: e981ced4a9 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ともはさん» ともはさん！更新が遅くなってしまいがちですが、ここまでついてきてくださって本当にありがとうございます〜〜；；めちゃくちゃ嬉しいです；；セフンはどうしてるのでしょうか……この先更新頻度をあげていこうと思っています^▽^最後まで宜しくお願いします〜！！ (2019年9月15日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ともは(プロフ) - こむ様 更新ありがとうございます！嬉しくてイッキ見したので今からじっくり読みます^ ^ セフンはどうしてるのかな？(；ω；) (2019年9月14日 20時) (レス) id: d21995dfcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2019年8月11日 21時
