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ついにジュノ君の誕生日パーティーがやってきた。先日頂いた招待状を見ていたらジョンインが部屋に入ってきて『ご準備を始めますね』と、お姉さんたちを連れてきてくれた。
「今回はとってもクールな装いですね。いつも可憐なドレスだったから、がらっと印象が変わっていいと思います」
この日のために用意した真っ黒のオールインワンを見て楽しそうなお姉さんたち。どんなのがいいかなって選んでたらジョンインが『誰も近づけないオーラが出るものにしましょう』と言い出し、とにかくかっこいいものを選んだ。
いつもは可愛らしいワンピースのところ、かっこいいパンツスタイルでお洒落だ。ピアスも少し大きめをつけて、メイクもちょっと大人っぽくクールな印象にしてもらったら、鏡を見てビックリした。
「お嬢様はなんでも似合いますね」
「すごーい、メイクでこんなに変わるんだね。ありがとう」
「こんなお嬢様を見たらさすがのセフンさんも驚きの声をあげると思います」
「……そうかなぁ」
「……ツンとしたお顔が見られないのも寂しいですね」
柔らかいパフで頬をぽんぽんとしたお姉さんを見上げてうん、って頷いたら『Aお嬢様……』と言って抱き締めてくれた。
ノックのあと入ってきたジョンインが『ご準備できましたか？』と、ジョンインもよそ行きの装いで入ってきて思わず『かっこいいね』と褒める。恥ずかしそうにはにかむところがセフンにはなくかわいらしい。
「あ、お嬢様」
「ん？」
「………バッグなのですが。よかったらこちらを」
「え？」
そう言っていきなり紙袋を渡された。
中を覗くと何やらまた綺麗な袋に入っている。
「……開けてもいい？」
「もちろんです」
許可を取り包装を取っていくと、中から黒のシンプルなチェーンバッグが出てきた。黒地に黒の細かい刺繍が入っていてかっこいい。
「Aお嬢様にと頂きました」
「え！これ頂き物？使ってもいいの？」
「はい」
「え〜…すごい！ありがとう！すぐ使っちゃおう。ちなみにどなたから？」
有名なブランド物で、見た目だけで絶対に高い物だってわかる。でもこんなものを頂けるような記念日はないはずなのに。
「セフンからです」
一瞬部屋がシンと静まり返った。
「…え？セフン…？」
「はい。これを渡してくれと、最後の日に預かりました」
"最後の日"？
そういえばセフンは何かと文句を言っていたな。
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こむ(プロフ) - アキナさん» アキナさん、遅くなってすみません；；めちゃめちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます(T▽T)アキナさんのお初をいただけて光栄です……！！ゆっくり更新になっていますが、ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです！ありがとうございます〜(*^▽^*) (2019年10月20日 15時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
アキナ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！このお話大好きです！こちらのサイトのお話で初めて泣きそうになりました(ベッキョンとのところで)更新楽しみにしてます！ (2019年10月10日 7時) (レス) id: e981ced4a9 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ともはさん» ともはさん！更新が遅くなってしまいがちですが、ここまでついてきてくださって本当にありがとうございます〜〜；；めちゃくちゃ嬉しいです；；セフンはどうしてるのでしょうか……この先更新頻度をあげていこうと思っています^▽^最後まで宜しくお願いします〜！！ (2019年9月15日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ともは(プロフ) - こむ様 更新ありがとうございます！嬉しくてイッキ見したので今からじっくり読みます^ ^ セフンはどうしてるのかな？(；ω；) (2019年9月14日 20時) (レス) id: d21995dfcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2019年8月11日 21時
