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「美味しいよ！甘くて、クリーミー」
「シンプルな感想だな」
「えっと、じゃあ他に言うこと探してみる……」
「はは、もういいって、どうせ同じことしか出てこない」
もう一度飲もうとすると手を掴まれて止めさせられた。
「てか二人きりって久々だ」
「うん……そうだね」
「来てくれて嬉しい。ありがとね」
そっと手が離れる、にこりと笑顔を向けてくれる。
「ううん、呼んでくれて嬉しい」
その笑顔に容易く胸が高鳴ってしまったけど、ここは毅然とした態度で接しよう。私も同じように笑顔を向けると、すっと目を逸らされてしまった。
「……Aちゃん」
「ん？」
「あ、いや……」
「え？どうかした？」
ベッキョンが何か言いづらそうにしていると何かあったんじゃないかって不安になる。いつでも明るくはきはきと物を言うから、こうしてモジモジと髪を触ったりするのはいつもの様子ではない。
「……謝りたくて」
「え？」
んんっ、と咳払いをすると椅子にちゃんと座り直して、いきなり頭を下げた。
「ごめん！」
って、はっきりと言う。隣の席の人が私達を不思議そうな顔で見てきた。
「え？どうしたの？なんのごめん？ごめんって言われるようなこと……」
「凹んでるときに励ますでもなく酷いこと言った！」
「へっ、え？なんのこと…？」
「でも励ませるほど俺も大人じゃないって言うか」
「待ってほんと、ベッキョン一回顔あげておねがい」
いくら言っても上げてくれないから強制的にベッキョンの頭を持ち上げると、やたら垂れた目と目があった。
「ベッキョン……？」
「腹立って仕方なくて、嘘言ったつもりはないけどもっと言い方あったよなってすんげー後悔して、ずっと謝りたくて」
「……うん、なんの話？」
「でも弱ったところに漬け込む気も満々で」
「……」
また頭が下がっていきそうになったから、手に力を入れてどうにか持ち上げた。ベッキョンが何の話をしているか少しわかったけど、何に大してこんなに謝っているのかはいまいち分からない。
「……だとしてベッキョンが謝るようなことある？」
「え？……その、あいつがAちゃんのこと……置いてった、とか……」
「そんなこと……？」
「そんなことって……何も知らないくせに頭ごなしに決めつけて、あいつを悪者にしようとしてたんだよ俺」
「……そうだったの？」
「そっ……えぇ〜…ちょっとはムカついてよ」
「ムカついてほしいの？」
「ん〜……、やだ」
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こむ(プロフ) - アキナさん» アキナさん、遅くなってすみません；；めちゃめちゃ嬉しいお言葉をありがとうございます(T▽T)アキナさんのお初をいただけて光栄です……！！ゆっくり更新になっていますが、ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです！ありがとうございます〜(*^▽^*) (2019年10月20日 15時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
アキナ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！このお話大好きです！こちらのサイトのお話で初めて泣きそうになりました(ベッキョンとのところで)更新楽しみにしてます！ (2019年10月10日 7時) (レス) id: e981ced4a9 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ともはさん» ともはさん！更新が遅くなってしまいがちですが、ここまでついてきてくださって本当にありがとうございます〜〜；；めちゃくちゃ嬉しいです；；セフンはどうしてるのでしょうか……この先更新頻度をあげていこうと思っています^▽^最後まで宜しくお願いします〜！！ (2019年9月15日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ともは(プロフ) - こむ様 更新ありがとうございます！嬉しくてイッキ見したので今からじっくり読みます^ ^ セフンはどうしてるのかな？(；ω；) (2019年9月14日 20時) (レス) id: d21995dfcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2019年8月11日 21時
