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「……でも次の日すっとぼけてませんでした？」
「ん？まあ……恥ずかしかったからね」
「え………かわいい〜」
「Aちゃんのかわいいセンサー変なとこついてない？」
「正常です。でも……ふふ。恥ずかしかったんだ」
あの時を思い出してクスクスと笑う私を、ジョンデさんは愛しむように見ていた。
モノトーンで統一された綺麗な家に帰り、喉をすっきりさせたくて一直線にキッチンに入って冷蔵庫を開けた。ミネラルウォーターのペットボトルがサイドポケットに３本入っている。
「ジョンデさーん、お水貰ってもっ、」
いいですか、と言う前に顎を掴まれキスをされた。すぐ後ろを着いてきていたとは思わなかった。キスをされながらゆっくり冷蔵庫のドアを閉めて、ジョンデさんの首に腕を回す。
この人はいつでもドラマチックで、雰囲気に酔わせるのが上手い。だって私、こんなところで情熱的に求め合うなんてドラマでしか見たことない。
腰がキッチンに当たって体が少し後ろに反る。
「……乗っかれる？」
素直に頷いて、シンクの縁に座った。目の高さが少し近付き鹿のようなかわいい目を見つめる。
「お水飲んでからにする？」
「……うん」
「ちょっと待ってね」
冷蔵庫からペットボトルを取り出し、キャップを開けてくれたものを渡された。ごくごくと急いで飲んで半分ほど無くなったペットボトルをジョンデさんに渡すと、ジョンデさんも喉仏を派手に動かしながら飲んでいく。飲み干したペットボトルは乱暴にゴミ箱に投げ捨て、ぶつかる勢いで唇を重ねてきた。
体は火照ってしょうがないのにキスは冷たい。口から直接丁寧に水を流し込まれ、全てを飲み込むとすぐに熱を共有して熱くなっていく唇。
キスってただのスキンシップだと思ってたけど、こんなに『好き』を伝えられる手段だったんだ。伝えられるし、伝わってくる。
「脱いで」
甘すぎるジョンデさんに侵された脳みそは従順で、なんの疑いもなく服のボタンを外していく。脱いだ服が綺麗なシンクに落ちても少しも気にならない。
下着姿になると、今度は『脱がして』と言う。ワイシャツのボタンを外している間も惜しいとでも言うように、ジョンデさんは私の体にキスをする。ようやくジョンデさんのシャツがはだけると、引き締まった綺麗な体が露になった。
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こむ(プロフ) - りんごさん» りんごさん遅くなってすみません！花束一気読みありがとうございます！話が面白すぎて……この言葉で飯が食えます。嬉しい！じゅんみょん弁護士との話、私もその後が気になってます。いつか書けたら公開しますね！その時は宜しくお願いしますー(*^O^*) (2019年10月20日 15時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 嘘の花束1~8まで一気に読ませて頂きました！私ｴｸｾﾙではないのですが(もちろん顔や名前、曲は知ってます)お話が面白すぎて引き込まれました！どのお話も面白く大好きですがｼﾞｭﾝﾐｮﾝさんの弁護士さんのお話…その後が気になっております！また9.10とお話が続く (2019年10月10日 10時) (レス) id: 468b4d31bd (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - 充さん» 充さん遅くなってしまってすみませんT＿T ん〜…現実と少し重なってしまう部分はあるかもしれません；；涙を拭いてください；；ぜひ田舎（兵役）についていって後ろを追っかけ回して先生を笑顔にしてあげてほしいです！笑 尊敬だなんてとんでもない！精進いたします！ (2019年7月9日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ソルさん» ソルさん、コメントありがとうございます(*^^*)遅くなってしまってすみませんT＿T こんな先生とこんな出会いがある世界を生きてみたいものです；；笑 最高！ありがとうございます！！めっちゃくちゃ嬉しいです〜〜励みになります！ (2019年7月9日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - みんさん» みんさん！遅くなってしまってすみません(T＿T)ぎょんす先生すきしか思い浮かばない……！？！わ〜〜嬉しいです(*^▽^*)ぎょんす先生も嬉しいと思います(*^^*)笑 こちらこ読んでいただきご感想も寄せてくださってありがとうございました〜♪ (2019年7月9日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2019年6月4日 20時
