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一緒に休憩するとなると、もっぱら私の話になるのに嫌な顔一つせず笑いながら聞いてくれるところも好き。
「出勤したときは元気ないな〜って思ってたけど、そうでもないね」
「賄いが美味しくて美味しくて」
「それはよかった。何かあったの？」
お皿の隅にくっついてる焦げたチーズをフォークでかりかりしてたら、ジュンミョンさんがカウンセラーモードになったからすぐにフォークを置いて真っ直ぐ見つめた。
「あ、彼氏のこと？」
「え？よくわかりましたね！」
「だってAちゃん彼氏の話しかしないもん」
「あ〜〜……恥ずかしい」
「全然恥ずかしがってないよ」
ケラケラ笑いながらコーヒーを飲んで『今度は何やらかしたの？』って私が何かやらかした前提の質問をしてくる。たまに失礼。
あながち、というかその通りだけれども…。
『俺の彼女やめていいよ』
あのときのセフンを思い出すと死にそうになる。生きた心地がしない。死んでるのかもしれない。だけど、それを言わせたのは間違いなく私の行いが原因。
やめたくないよ、ずっとずっとなりたかったんだもん。
それは心の中でしか叫べなくて、結局何も言えずに自分の家に帰ったんだ。
本当は行きたいなって思ってた大学はあったけど、セフンが行く大学にわざわざ進路変えてまでついていって、念願のひとり暮らし。先に決めていたセフンの家から歩いて５分もしないところに借りた。親もそれについてはとても肯定的というか『だったら転がり込んじゃえ』『入り浸っちゃえ』って母に至っては母らしからぬことを言って応援してもらっている。
好きだったから『付き合って』って言われたのが嬉しかった。それで私が上から目線の返事をしたら、驚きつつも目をふにゃってさせて『ありがとうございます』なんていつもの調子で答えられて拍子抜けしたけど、次の日バイト先の皆にいち早く報告したんだ。そしたら"おめでとうのパーティー"まで開いてくれた。
普段私がセフンに遠回しのアピールをしたって冗談のように交わされて、そんなに俺のことが好きなんだって言われたらやっと伝わった！って『そうそう。好き好き』って返したら笑われて終了だった。
高校時代、モテにモテまくっていたセフンのことを好きが故に憎く思えて大嫌いな時期もあった。成長するにつれてかっこよくなっていくセフンを、なかなか直視できなくもなった。
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こむ(プロフ) - ににさん» ににさま、コメントありがとうございます！大変遅くなってしまってすみません(T＿T)すほさんのお話気に入っていただけたようでとても嬉しいです！私も好きなのでつい書いてしまいました。笑 今のところ続きはご想像にお任せしておきますね……(#^.^#) (2019年5月8日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
にに(プロフ) - スホさんのお話、大好きです。こういう闇的展開。悪魔だと思ってた人が天使で、その逆もしかり。続編があったらいいなと思います。 (2019年4月20日 11時) (レス) id: 4f645da4fc (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - きな子さん» うえ〜ん；；ずーっとお付き合いいただき、本当にありがとうございますー！！めちゃくちゃ嬉しい…こちらこそ感激です(*ToT)こんな出会いや人がいる世界に生きたいものですね。妄想の世界っていいなぁ(笑)これからもお付き合いのほど何卒よろしくお願いします*^^*！ (2019年4月19日 20時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - 雲丹さん» 雲丹さんセフンペンさんなのですね！おめでとうございます(#^.^#)セフンペンさんに読んでいただけて嬉しいです〜；；でもベッキョン先輩と付き合いたい(笑)セフンちゃんと付き合ったってくださいヽ(´ｰ｀ )ﾉ！笑 こちらこそ、いつもありがとうございます雲丹さん！！ (2019年4月19日 20時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - マさん» コメントありがとうございます〜！幼馴染みセフンお読みいただけて嬉しいです；；そして相撲部屋のぶつかり稽古がツボにハマったようで……それを聞いて笑ってしまいました(^o^)笑 ベッキョン先輩の稽古は優しいんでしょうね^.^！お付き合いありがとうございました〜！ (2019年4月19日 20時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2019年4月7日 23時
