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私にしては珍しくセフンが起こしに来るより先に目が覚めた。扉が開いて目が合うとセフンは少しだけ驚いていた。
「…お早いですね」
「楽しみ楽しみって思ってたら起きちゃった…」
「あんなに嫌がってたのに」
ベッド横のテーブルに白湯の入ったカップを置いてカーテンをシャッと開ける。ほんと、あんなに嫌だ嫌だって思ってたけどいざお食事会当日を迎えるとなると我が家に３人が来てくれるって貴重で嬉しくてたまらない。緩む口元を抑えることはせず、フーフーと冷ましてから白湯をちびちび飲んだ。
大きなお花が運搬されていたり食事係がコック服を着ていたり使用人達が慌ただしくしている朝。本当にお食事会が開かれるんだぁって見ていたらセフンに『邪魔になってます』って窘められてそそくさと朝食が並ぶ食卓へ着いた。
…んー、どうも落ち着かない。
ずっとそわそわしちゃって後ろから何度もため息が聞こえたけど気にしてられない。朝食もメイクもヘアセットも終わって、この日のために用意してもらった服を着て部屋でじっと…は、出来ないから謎に本棚の本を並び替えたりしていたらノックの音と共にセフンが部屋に入ってきた。
「到着したようです」
その言葉を聞いて部屋を飛び出して玄関まで走った。家の門までも走っていけば同じタイミングで黒塗りの車が１台静かに敷地内に入ってきた。
運転手がドアを開けて下りてきた３人。いつもと同じでいいよって言ったのに、皆しっかり余所行きの格好をして来てくれた。ベッキョンもヨシくんも、いつも見てるラフな服装とは印象が全く違ってかっこいいし、ナミちゃんなんかすっごく可愛い！
「おはよう！来てくれてありがとう〜！」
朝からわくわくが止まらなくてテンション高めな私に相反して３人は顔をひきつらせていた。私ではなくて家に全意識が向いていて、曖昧に『おはよう』って返されちゃって少しさみしい。
「え、ここ…家のカテゴリーでいいの？」
「すっげ…画にかいたような豪邸…」
「D.O.グループですからねぇ…」
「お待ちしておりました。ご案内いたします」
私の後ろから３人に声を掛けるセフン。ナミちゃんはセフンをじっと見つめてヨシくんの腕を掴んで『かっこいい〜！』ってブンブン振っていた。ベッキョンは一番に歩き出して3人の先頭をきる。そして私の隣に並んで顔を見合わせた。ベッキョンは今日もかわいくて、いつもより何倍もかっこいい。こんな私の彼氏を気に入ってもらえますように。
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こむ(プロフ) - こたろさん» それでも世界で一番小さな戦争は起きるかもしれませんよ………（うまいこと言ったと思ってる顔）コメントありがとうございます〜(*^.^*) (2018年10月21日 23時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こたろ - 一妻多夫制にすれば全てが解決… (2018年10月16日 23時) (レス) id: 864f9ce26b (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - yさん» ゴール予想！！！(笑)鋭い推理にわたくし赤面しております…が、はいともいいえとも言わないでおきます(=∵=)お、怒らないで〜！！笑 セフンと（ベク）のお話です！！笑 yさまに愛想つかされないように頑張ります！！！（毎度熱いコメントくださるyさま好きすぎますw） (2018年10月14日 10時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - ゴール予想 主人公を考えると(本人はまだ気づいていないが)絶対セフンで小説展開的には絶対ベッキョン などという読ませない感じですね…なるほど……これって"セフンとの"お話ですよね？そうですよね？(疑問形での念押し)(圧)(私利私欲)(こむさん好きです！！！) (2018年10月7日 19時) (レス) id: 5337d93f99 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» え〜〜！？だれが！？わたしですか？！？！？！？！？！(笑) (2018年10月6日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年9月4日 15時
