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ベッキョンと付き合ってることを報告しようと決めたけど、私の口からではないところから漏れることほど印象が悪いことはない。報告するその時まで隠すべきものは隠すまでだ。
部屋に戻るとすぐにセフンも部屋へ入ってきた。さっき言われたこともあって、変に意識してギクシャクした動きになると不思議そうに私を見てくる。
「…眠いから寝るね」
お布団を捲ってベッドに乗り上げて仰向けに寝たら、セフンは音もなくすぐ近くに来ていて、お布団を掛けようとしてくれていた。ひっ！とあからさまに驚いて首を手で隠した。これじゃ隠してるというより、自分からここに秘密があると開示しているようなものだと気付いたけど、もう遅い。お互い固まってしばらく無言が続く。
「……何か？」
「ううん、何でもない。ありがとう…」
「……」
左側についてたから、右側にいるなら見えないし大丈夫だ。納得したのかしてないのかわからないけど、お布団を綺麗に掛けて静かに椅子に腰を下ろした。
セフンがページを捲る音を聞きながら、今日はとても濃い１日だったなぁ、と振り返った。お土産が多いって笑われて、写真を見せて怒られて泣いて、ちょっと進んだことをして、ベッキョンの服を着てみて、お皿洗いを頑張った。
仰向けから、セフンのいる方へ寝返りをうつ。目を瞑っていても少し視界が明るくなった。ゆっくり目を開けたら、本ではなく私を見ていた目と視線が絡まる。
「……明るいですか？」
明かりの度合いを調節しようとしてくれるセフン。首を横に振ると、ランプを触ろうとしていた手をそのまま私の頭の上に乗せ、さらっと前髪を掻き分けた。その優しい手つきに不覚にも胸がきゅうっとなってしまったのを紛らわそうと、やにわに話しかけた。
「…今日、荷物持って行ってくれてありがとう」
「……いえ、当然です」
「お土産たくさんだったから笑われた」
「…だから言ったじゃないですか」
「うん…それとね、あの時いた女の子、ナミちゃんっていうんだけど」
「よくお話しされるので存じてます」
「セフンのことかっこいいってきゃーってなってたよ」
「……そうですか、光栄です」
「可愛いよね、ナミちゃん」
「…はい」
「いい子だし……とても、お似合いだとおもう…」
ナミちゃんも背が高くてスラッとしてて美人だし、二人一緒の姿を想像したらすごくお似合い。誰が見てもそう思うんじゃないかな。
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こむ(プロフ) - こたろさん» それでも世界で一番小さな戦争は起きるかもしれませんよ………（うまいこと言ったと思ってる顔）コメントありがとうございます〜(*^.^*) (2018年10月21日 23時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こたろ - 一妻多夫制にすれば全てが解決… (2018年10月16日 23時) (レス) id: 864f9ce26b (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - yさん» ゴール予想！！！(笑)鋭い推理にわたくし赤面しております…が、はいともいいえとも言わないでおきます(=∵=)お、怒らないで〜！！笑 セフンと（ベク）のお話です！！笑 yさまに愛想つかされないように頑張ります！！！（毎度熱いコメントくださるyさま好きすぎますw） (2018年10月14日 10時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
y(プロフ) - ゴール予想 主人公を考えると(本人はまだ気づいていないが)絶対セフンで小説展開的には絶対ベッキョン などという読ませない感じですね…なるほど……これって"セフンとの"お話ですよね？そうですよね？(疑問形での念押し)(圧)(私利私欲)(こむさん好きです！！！) (2018年10月7日 19時) (レス) id: 5337d93f99 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» え〜〜！？だれが！？わたしですか？！？！？！？！？！(笑) (2018年10月6日 13時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年9月4日 15時
