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おとなしめだと思った子は予想に反してめちゃくちゃ粘るタイプで、どうしてもベッキョンを落としたいみたい。お酒を進めたり顔を寄せたり、友達3人くらい連れてきて囲んだり。
「だから…いや、あの」
ベッキョンもたじたじだ。止めるべき？と思ったけど女の子たちの気持ちも分からなくもないから放置してみた。セフンはケラケラ笑って写真を撮ってるし。
「切り札として使える」
なんて言ってさ。悪い顔してるなぁ〜。
「ていうか」
ベッキョンがこっちを見てないのをいいことにセフンの前へと体を乗り出して頬杖をつく。すぐ目の前にあるセフンの顔は、やっぱり整っているけれども俺にとっては弟にしか見えない。
「お前のこと羨んでるな、ベク」
「……は？」
「よくわかんないけど」
そう、よくわかんないんだよ。話の内容なんてさ。だけどただ聞いてるだけだったらお互いがお互いに嫉妬しあってる感じ？あとそれだけじゃない。
「結構敵に塩送ってた」
と、思う。
セフンは俺をじっと見たあと、ベッキョンを見る。何も言わないし何を考えてるかわかんないけど、こっちに戻ってきたその目にはほんの少しだけ元気が戻ってた。
「もう一杯」
いつの間に空になったグラス。もうレモンなくなっちゃうんだけどって内心思いながら飛びっきり酸っぱいのを作ってやるとさすがに顔をぎゅっとして酸っぱさに耐えていた。
「これっ、すっぱ！」
「ハハハ！もうレモン終わりました！」
「チャニョル、俺帰るわ」
「おっ、おう」
未だに諦めきれてない女の子から逃げるためには、自らが帰るしかないという答えに行き着いたのかそう言い残して帰っていった。さっきまで喧嘩してた二人、目も合わさず会話もせず。
女の子たちはセフンをチラチラ見てたけど「あれはやめといた方がいい」って耳打ちすると渋々人混みの中へ消えていった。
流しでグラスやシェイカーを洗いながら、クラブを見渡す。ここには色んな人がいて、うるさい人もいれば純粋に楽しんでいる人もいる。
「ヒョン」
「んー？」
ただそれは外見だけに過ぎない。実はうるさい人は優しかったり、楽しんでいる人は夜の相手を探してたりとか。
「俺、どうしたらいいと思う…？」
「……さぁ？」
飄々としてクールで冷静、女の扱いを分かってそう。そう見える人が多いセフンだって本当は純粋に恋をして頭を悩ませる年頃の男の子だということは、あまり知られていない。
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こむ(プロフ) - ぺとみさん» なんだって…？！書いている身としてすごく嬉しいお言葉をありがとうございます。いいんですか？私の好きにしちゃっても！なんでもいただいてくれるのなら、心置きなくやらせていただきます！笑 不味かったときは何も言わず笑っていてください(* ^ー゜)笑 (2018年7月30日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» すみません嬉しさのあまり本音が；ω；でも催促してるわけでも急かしてるわけでもすみませんなんて言わせるつもりもないんです〜；ω；ぺとみさまの気が向いた時にいただけるのが一番嬉しいです。私の言葉はあまり気にしないでくださいね；ω；ありがとうございます！ (2018年7月30日 0時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさま〜！こんな嬉しいことを伝えてくださって、本当にありがとうございます(*ToT)心の底から嬉しいです。なので、遠慮はお捨てになって！くだ！さい！控えないでください！(笑)いつでも待ってます^^占領できてます！？よかったねセフン！ベクの追従を許すな〜！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 親指動かすのにドキドキします…！！この3人を好きに料理しちゃってください！（笑）どんな料理でも美味しくいただく気満々です(^-^)v爆笑 (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 待ってた〜！！なんて嬉しいお言葉…(;o;)いつもしよう！とは思うんですけどなんかすごく考えちゃって投稿のボタン押せずに今日に至ります…すみません…(;o;)でもいつもさくさく進むんだけど、単語の一つ一つが面白いくらい主人公の感情に繋がってて (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年7月9日 19時
