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「嫌だって言いませんでしたっけ？」
扉に背を預けて腕を組んでるセフンの前で、私は体の後ろで手を組み爪先をずっと見ている。
完全に説教する親と、怒られる子供の図だ。
「こっち見てください」
「……………」
「…なんで言うこときかないの？」
見ろと言われても頑なに下を向いていたら、顎を捕まれ強制的に上を向かせられた。ばちっと会う視線と、顎をつかむ手が、さっきのベッキョンとの時間を思い出してしまって下唇を噛んだ。
さっきの、本当にびっくりしたしドキドキした。私には強すぎる刺激だった。それにベッキョンの強い気持ちも、受け止めるだけで精一杯だった。
「…何考えてるんですか？」
「……あ、ちょっと…近い！」
「今更？」
顔を背けて顎を掴む手を振り離す。
「本当に、大勢の飲み会だったけどセフンが二次会行くなっていうから、みんなが二次会で盛り上がってるなかちゃんと我慢してたんだよ…」
「……………」
「そしたらベッキョンが気付いてくれて、まだ遊びたいんでしょって一次会を延長してくれたの」
「……………」
「みんなベッキョンに来て欲しそうだったしベッキョンだって行きたかっただろうに、私に合わせてくれたんだ」
「……………」
「だから誰も、怒られるようなことしてない…」
最初の方は勢いよく言ってたんだけど、最後の方になるにつれどんどん勢いを失っていく。言うことちゃんと聞いたのに分かってくれないことへの失望と、どうせまた言い負かされるんだろうなぁ…っていう諦めが原因。
今から、どんな風に責められるんだろう。この前みたいなことにはもう二度となりたくない。
「………そんなにあいつが好きなんですね」
だけど、思ってたのと違う角度からの言葉に俯いた顔をあげる。
「…うん」
「……………」
「好きだけど……別れは自分達で決めるから、だから…言わないで…お願いします…」
お酒のんでるからかな？情緒が不安定だ。今度はどんどん悲しくなってその場に座り込んで何度もお願いしますと懇願した。
「……俺も諦めるつもりないから」
「………」
「お望み通り会長には言わないし、その分困らせてやるけど」
「………」
「…でももう心折れそう」
座り込む私の腕を引っ張りあげてそのまま強く抱き締められた。セフンは背が高いから顔は胸板に強く押し付けられ、心臓の音がよく聞こえた。
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こむ(プロフ) - ぺとみさん» なんだって…？！書いている身としてすごく嬉しいお言葉をありがとうございます。いいんですか？私の好きにしちゃっても！なんでもいただいてくれるのなら、心置きなくやらせていただきます！笑 不味かったときは何も言わず笑っていてください(* ^ー゜)笑 (2018年7月30日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» すみません嬉しさのあまり本音が；ω；でも催促してるわけでも急かしてるわけでもすみませんなんて言わせるつもりもないんです〜；ω；ぺとみさまの気が向いた時にいただけるのが一番嬉しいです。私の言葉はあまり気にしないでくださいね；ω；ありがとうございます！ (2018年7月30日 0時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさま〜！こんな嬉しいことを伝えてくださって、本当にありがとうございます(*ToT)心の底から嬉しいです。なので、遠慮はお捨てになって！くだ！さい！控えないでください！(笑)いつでも待ってます^^占領できてます！？よかったねセフン！ベクの追従を許すな〜！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 親指動かすのにドキドキします…！！この3人を好きに料理しちゃってください！（笑）どんな料理でも美味しくいただく気満々です(^-^)v爆笑 (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 待ってた〜！！なんて嬉しいお言葉…(;o;)いつもしよう！とは思うんですけどなんかすごく考えちゃって投稿のボタン押せずに今日に至ります…すみません…(;o;)でもいつもさくさく進むんだけど、単語の一つ一つが面白いくらい主人公の感情に繋がってて (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年7月9日 19時
