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ベッキョンって結構キス好きだなぁ、って冷静に思った。酔っぱらってるからなのか慌てふためかずに目を閉じたら、扉がトントンって叩かれてすぐに開いた。
「デザートお持ちしました」
「あざーす…」
テーブルに２つのデザートを置いて、店員さんは帰っていった。それを目で見送ったあと、向き合って笑った。
「あっぶねー…」
「…見られてないかな？」
「セーフセーフ」
はぁ…って胸を撫で下ろすベッキョンがおかしくて笑ってしまう。お酒で気が大きくなってる私は全く焦らなかった。ベッキョンといると、どうでもいいやっていつでもなんでも思える。
「次の外出、俺んちでゆっくりしようね」
「うん」
「一日ずっと」
「うん」
楽しみだよ。
そんなときに私の携帯に着信があった。もちろんセフンからだった。出ていい？っていうとうん、って頷いた。
『解散はまだですか？』
「あ、うん…もう少し」
『…近くでお待ちしておりますので、終わったらご連絡お願いします』
「はぁい…」
「セフン？なんて？」
電話を切ったら、デザートを食べながらすぐに聞いてきた。
「近くで待ってるんだって」
「大変だなー執事さんは。なんだよ、連れて帰れないようにしてんのかよ」
「………」
「そういえば、セフンと仲直りしたの？」
仲直り？と思ったけどそう言えばあの日、ベッキョンに迷惑を掛けちゃったなぁって思い出して申し訳なくなる。
「…珍しく、寂しい思いをさせてごめんって言われた」
「……ふぅん」
「どうでもいいって思ってないんだって」
「……だろうね」
「…だからなんか、ちょっとだけ嬉しかった」
「嬉しかったの？」
「うん」
あのとき癪だと思ったけど、セフンの言葉ひとつで荒んでた気持ちが一気に丸くなったのは事実だし。どうでもいいって突き放されると悲しいんだって身に染みた。ベッキョンは無言でデザートを食べ終えて、コーラを全部飲み干した。
「…Aちゃんさぁ」
「うん…？」
「いや、いい」
「え…ごめんなさい、あの…何か」
「なにも？」
っていうけど怒ってるじゃん。はぁってため息ついて、何もないのにお箸で皿をつついたりして。不機嫌な行動だよ。
「…そろそろ行こっか」
「あ、うん」
戸惑いながらも立ち上がったら腕を引っ張られ腰に腕が回った。顎を指で持ち上げられて、上から落ちてくるように重なった唇は、今までと違ってちょっと大人だった。あまりにスムーズすぎて抵抗もできなかった。
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こむ(プロフ) - ぺとみさん» なんだって…？！書いている身としてすごく嬉しいお言葉をありがとうございます。いいんですか？私の好きにしちゃっても！なんでもいただいてくれるのなら、心置きなくやらせていただきます！笑 不味かったときは何も言わず笑っていてください(* ^ー゜)笑 (2018年7月30日 0時) (
レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ぺとみさん» すみません嬉しさのあまり本音が；ω；でも催促してるわけでも急かしてるわけでもすみませんなんて言わせるつもりもないんです〜；ω；ぺとみさまの気が向いた時にいただけるのが一番嬉しいです。私の言葉はあまり気にしないでくださいね；ω；ありがとうございます！ (2018年7月30日 0時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
こむ(プロフ) - ジュンミさん» ジュンミさま〜！こんな嬉しいことを伝えてくださって、本当にありがとうございます(*ToT)心の底から嬉しいです。なので、遠慮はお捨てになって！くだ！さい！控えないでください！(笑)いつでも待ってます^^占領できてます！？よかったねセフン！ベクの追従を許すな〜！ (2018年7月29日 22時) (レス) id: 8ae68e1cd2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 親指動かすのにドキドキします…！！この3人を好きに料理しちゃってください！（笑）どんな料理でも美味しくいただく気満々です(^-^)v爆笑 (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぺとみ(プロフ) - 待ってた〜！！なんて嬉しいお言葉…(;o;)いつもしよう！とは思うんですけどなんかすごく考えちゃって投稿のボタン押せずに今日に至ります…すみません…(;o;)でもいつもさくさく進むんだけど、単語の一つ一つが面白いくらい主人公の感情に繋がってて (2018年7月29日 22時) (レス) id: 39faf143c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむ
| 作成日時：2018年7月9日 19時
